親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.04

習い事に行きたがるとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

友だちがスイミングをやっているから、私も行きたい。そんなふうに、習い事をしたがるとき、ほんとうにスイミングを習いたいというよりも、友だちといっしょに通いたいだけではないのかしら、と感じる場合がありますね。そういうときの親の勘は、たいてい正しいものです。では、「いいよ」と簡単にOKを出してもいいのでしょうか。「ほんとうにスイミングを習いたいの?始めたら、すぐに『やめる』って言ってはだめだよ」などと、子どもの本気度を確かめたほうがいいのかもしれない、と迷いますね。
好きなことを見つけたり、人よりも能力があることに気づいたりするには、いろいろな入り口があっていいのです。「ダンスが大好き」などというストレートな入り口も、「友だちがやっているから」という子どもらしい入り口も、「親が家にいない時間、行く場所を作るため」という現実的な入り口も、どれも、出会いのきっかけです。そして、始めたからには続けたほうがいいとはいえ、ちゃんとやってみようとして、「つらい」「好きになれない」とわかったら、やめてもいい。トライ&エラーは、成長のステップなのですから。    

始めるなら、ちゃんと通い続けられるね?

始めるときには、やはり続ける約束をしておくほうがいいでしょう。無理やり「続ける」と言わせないで、子ども自身の素直な「覚悟」(おおげさですが)の言葉を、しっかり受けとめてあげてください。                                     

体験してみようか

どんな習い事でも、実際に何をするかは、子どもも親もわかっているようでわかっていないものです。無料体験の場が用意されているなら、まずは体験させてみて、この習い事は、好きになれそうかどうかを、子ども自身に確かめさせてみましょう。意外に、子どもは正確な判断を下します。 

楽しんでね

せっかく始めるのであれば、励ましてあげましょう。「どうせすぐ嫌になるわよ」「ほんとうに向いているの?」などと、牽制する必要はありません。向いているかどうかは、やってみなければわからないのですから。

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