親野智可等先生の子どもを伸ばす家庭力

2017.12.25

親子で幸せになる方法

子どもの学力を伸ばしたいけれど、具体的にはどうすればいいのかわからない。家ではどんな勉強をさせればいいの? 気持ちの優しい子どもに育ってもらいたいと思っているけど、どうすればいいの? 親の悩みと疑問は尽きることがありません。そこで今回は、お金も手間もかからずに、今すぐできる、「子どもの伸ばし方」についてお話ししましょう。

日ごろから笑顔になりましょう

あなたは家庭で笑顔でいることが多いですか?  それともぶすっとしていることが多いですか?
仏頂面だと、自分は普通にしているつもりでも、周りからは不機嫌そうに見えてしまいます。親が仏頂面だと子どもは萎縮します。何となくいつも否定され、叱られているように感じてしまうからです。
親がにこにこして太陽のような人だと、子どもはそれだけで幸せです。いつも自分が認められていて、ほめられているように思えるからです。ほめられた子どもはやる気がみなぎります。
そして、笑顔でいると、子どものためによいだけでなく、自分自身にとってもよいことがあります。それは、笑顔でいるとセロトニンという幸せホルモンが出て、実際に明るく楽しい気持ちになれるということです。普通、楽しいと笑顔になるのですが、笑顔になることで楽しくなるということもあるのです。
ですから、あなたも笑顔を増やしましょう。気がついたときはすぐ口角を上げて笑顔になり、楽しいことを探してみましょう。意識してやっているうちにだんだん笑顔が身についてきます。ぜひ、あなたの笑顔で自分も子どもも幸せにしてあげてください。

親野式笑顔レッスン法

時間を決めて、表情をつくる筋肉を鍛えるのも効果的です。まず口角を上げてミッキーマウスのような口をつくります。同時に目をぎゅっとつぶって目の周りの筋肉も鍛えます。次に、口をとがらせてひょっとこ顔を作り、目を見開きます。最後に片目をつむるウィンクを左右交互に行います。なお、これらは自己流なので、本格的にやりたい人はネットなどで調べてくださいね。
 

親子でにっこり

日ごろから笑顔になるように意識的に努めるといいと思います。例えば、別に楽しいことがないときでも、落ち込んでいるときでも、口角を上げて笑顔になるようにするのです。笑うことは心にも体にもよい影響があります。笑うことでリラックスできたり、ストレスが発散されたり、免疫力が高まったり元気になれます。
 

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