親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2022.07.01

学校を休んでもいい?学校より優先したいことがあるとき

学校よりも習い事を優先したいと言う時は、親の気持ちや考えが伝わる言い方を

子どもが地域のクラブチームでサッカーをやっている、バレエ団に入っているといった場合、習い事のイベントと学校行事が重なることもあるでしょう。

子どもは習い事のイベントのほうに行きたがっている、でも学校に行かせるのは親の義務。


どう考えたらよいか、迷いますね。


どんな場合でも、自分の行動は自分で責任をもって決めればいいのであって、子どもが真剣に取り組んでいる習い事のほうを優先したいというなら、その気持ちを尊重するのがいいでしょう。

だからこそ、選択の「責任」のつけ方を子どもに教えるよいチャンスと考えてみてください。


子どもは、親が「いいよ」と言いさえすればしてもいい、と思いがちです。けれど、学校、イベント主催者など許可を求め説明をして、責任を果たしたほうがいい相手は、他にもいますね。

イベントに出るためだけでなく、出たあとに自分も周りも嫌な思いをしなくて済むように、という気配りも大切です。

学校よりも習い事を優先したいと言う時、○○ちゃんはどうしたらいいと思う?と聞いてみる

まずは、子どもの気持ちを聞いてみましょう。

サッカーの試合に行くといった「したいこと」だけでなく、学校の土曜公開授業を休むといった「しないこと」についても、「じゃあ、公開授業は行かない、って決めるのね」と確認してみてください。

誰でも後ろめたいことには目を向けたくないもの。この気持ちの確認が大事です。

習い事の先生・監督に聞いてみようねと聞いてみる

親子だけで決める前に、習い事の主催者側にも相談しましょう。

子どもを集めて事業を行っている組織なら、子どもをよりよく教育するために、学校との関係についてもしっかり方針があるはずです。

もし、しっかりした方針がない組織なら、他の運営についてもいいかげんかもしれません。

学校の先生にもちゃんと伝えておこうね

いまの学校は、家庭の方針を否定することはあまりありません。

今後の子どもの学校生活のためにも、欠席の理由は正確に伝えておきましょう。

連絡帳を使って、「休むのは当然」というニュアンスではなく、「申し訳ありません」という気持ちが伝えられるといいですね。

また、学校より習い事を優先する家庭の価値観は、学校にとっては「親は学校にその程度の期待しか、してくれていないんだな」と残念なことかもしれません。

普段から、親も学校の活動に参加して、先生とのコミュニケーションがとれていると安心ですね。

ポピー編集部より

ポピー 子育ておうえん隊では、その他にもさまざまなお悩みに対しての解決方法をご紹介しています。合わせてご覧ください。

↓↓↓

スムーズに歯みがきさせる方法

子どもが学校でがんばれるために

子どもをスッキリと起こす声かけとよくない声がけの方法

  • ポピー公式HPトップ
  • ポピー子育ておうえん隊
  • 幼児向け連動動画
  • 高校入試情報
  • ポピっこアプリ紹介
  • 公益財団法人 日本教材文化研究財団