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園での娘の様子を知るには
前は完全に先生のお話や連絡帳が頼みでしたが、だんだん娘が自分でも話せるようになってきました。それがうれしくて、ついつい「今日は何して遊んだの?」「いいお天気だったからお散歩行ったかな?」と聞いちゃいます。
たいていは、「おままごと! ○○ちゃんと○○ちゃんと、いらっしゃいませ~!もしたの」などと元気に答えてくれますが、この前、軽く そのやりとりを拒否された日がありました。
子どもから話をしない時でも答えを急がない
2歳児だって、いっぱいお話したい日もあれば、抱っこされながらただゆったりしたい気分の日もあります。「今日は何して遊んだの?」で反応がうすかったものだから心配にもなって言葉を重ねてしまったけど、そういう時は答えを急がず、一呼吸おいてから尋ねてみるといいでしょう。
少し話はかわりますが、前に、幼児ポピーの会員様から編集部あてに、こんなおたよりをいただいたことがあります。
ドリルに「右から何番目、左から何番目」という順序数を学習するページで、女の子が「わたしは左から2番目がすき」と言っていて、並んでいる洋服の中から該当する洋服を選ぶ問題があります。
「ドリルを前にすごく悩んでいるので、どうしたのか声をかけたら、『女の子の選んだ服、似合わないと思うし、どうしよう』って。問題だけど、真剣にコーディネートを考えていました」
なんとかわいらしい!そして、悩んでいるお子さまにすぐにヒントを出そうとするのではなく、一呼吸おいてどうしたのかをたずねるお母様が素敵だと思いました。
もし問題を前にわが子の手が止まっていたら、問題の意味か答えがわからないのかと思って、正解に導くヒントを出したくなりそうですが、必ずしもそうじゃないのですね。
問題とは違うところが気になっている場合もあるし、その子なりの深い思考に浸っていることもある。出題者が意図する正解に早くたどりつくことよりも、そういう着眼点や自由な発想を持てることが実は大事なんじゃないかと思ったりもします。
幼稚園に通う子供と話をする時でも、子供の答えを急がずにゆったり待ち、そこからうまれる子どもの安心感や気づきや考えの深まりを大切にするというのもいいのではないでしょうか。
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