篠原先生

2020.09.14

子どもの臨界期、感受性期 だいじな時期

子どもの臨界期、感受性期 だいじな時期

知識や技術の習得で、「水が砂にしみ込むように」とたとえられえることがありますが、今回はそんな時期についてのお話です。

そこへ向かって成長していく子どもたちのためには要チェック!

ゴールデンエイジはいろんなことを短時間で覚えられる時期

サッカーや野球などのスポーツでは、ゴールデンエイジという言葉がふたつの意味で使われています。

世代を指すゴールデンエイジ

ひとつは、才能のある選手がたくさんいる、選手層の厚い世代のことを指します。

中田世代とか、松坂世代とかがこれにあたります。

発達が容易な時期を指すゴールデンエイジ

もうひとつは、一生のうち一度だけ訪れる、いろんなことを短時間で覚えられる時期のことです。

臨界期、感受性期、などと言われる、発達に関して最も重要で、かつ発達が容易な時期を指します。

スポーツでの感受性期を表すスキャモンの発育曲線

スポーツでの感受性期は、スキャモンの発育曲線を使って説明されます(上図)。

図の一般型は身長、体重、筋肉などの発達です。

神経型はおもに脳。生殖型は生殖器ですが、この発育に脳の深部、大脳辺縁系の発育が対応しています。

リンパ型はリンパ腺などです。

サッカーなどで言われているゴールデンエイジは、9歳~12歳、脳が9割がた完成し安定期に入り、身長や体重も思春期のスパート前の比較的安定した時期です。

性的成熟もこれからですから、三重に安定的な時期で、だからこそドリブルやシュートなどの技術を覚えるのに、もっとも効率がいい時期だと考えられます。

実際、この時期の子どもたちは吸収が早く、目を見張る成長を遂げます。

子どものもの覚えがいい時期とは

このことはサッカーに限らずスポーツ一般でもそうですし、学習面でもそうです。

脳はこの時期までにおおむね完成し、ほぼ前頭連合野⇔側頭連合野だけがこの時期に成長していきますから、もの覚えがよく、ことがらの規則を読み取るのがうまい時期になります(上図)。

だからこの時期に中学受験に向けてものを覚え、算数などの解き方に悩むことはある意味適切です。

ゴールデンエイジの成長を支えるプレゴールデンエイジ

サッカーでは、このゴールデンエイジ前の5歳~8歳の時期をプレゴールデンエイジと呼び、この時期に全身的な運動を様々に体験しておくことが、ゴールデンエイジの急激な成長を支えると考えられています。

『ポピっこドリるん』で取り上げているような、からだ遊びはぜひとも必要なのです。

またゴールデンエイジに、学力がきちんと伸びるためには、幼児期からプレゴールデンエイジにかけての時期に、脳をバランスよく鍛えておくことが必要です。

そのための『ポピっこドリるん』です。

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