親野智可等先生の子育て診断テスト

2017.12.29

子どもがけんかした後、どうしますか?

仲良く遊んでいた長男と次男がけんかを始めました。
最初は口げんかでしたが、だんだん激しくなり、たたき合いになってしまいました。
それを引き離して、しばらく別々の部屋で過ごさせました。
二人ともだんだん落ち着いてきたようです。
次にあなたの取る行動は、どれに近いですか?

【A】まず、それぞれに自分の言い分を言わせる


【B】まず、それぞれに自分のいけなかったことを言わせる

【C】もうけんかのことには触れないで、放っておく

診断結果

【A】まず、それぞれに自分の言い分を言わせる

◎

まず、心の中にある不満を吐き出させることが大切です。
それぞれの言い分を十分言わせ、それを共感的な気持ちで聞いてあげてください。
自分の言い分を共感的に聞いてもらうことで、気持ちが安らぎます。
そして、だんだん客観的に振り返ることができるようになります。
相手や第三者の言葉に耳を傾けたり、自分のいけなかったところを認めることもできるようになっていきます。

【B】まず、それぞれに自分のいけなかったことを言わせる

×

最初に自分のいけなかったことを言わせようとしても、それは無理な話です。
自分の言い分を受容的に聞いてもらった後でなら、意外と素直に自分のいけなかったことも言うようになります。

【C】もうけんかのことには触れないで、放っておく

◎

しばらく離れていたことで、すでに気持ちはある程度落ち着いています。
もう少したてば、自分たちで解決できるくらい落ち着くかもしれません。
それぞれの様子を見て、特に言いたいこともないようだとか、後に尾を引きそうもないようでしたら、そのまま放っておくのもひとつの方法です。
学校でのけんかでも、これで十分な場合があります。
下手に大人が出ないほうがいい場合もあるということを、覚えておくことも必要です。

解説

まずは、クールダウン。
不満や怒りが心の中を占領している状態で「自分のいけなかったことを言え」と言われても、素直に言うことはできません。
いちばんいいのは、です。

こういう場合、興奮している状態で何かをしようとしても、うまくいかないものです。
ですから問題文にもあるように、しばらく一人にしておくことをおすすめします。
そうすれば、だんだん落ち着いてきます。
 

そして、子どもの心の中の、理屈ではどうしようもないエネルギーを吐き出させます。
それが心の中を占領したままでは、何を言われても受け入れることはできません。
 

それぞれの言い分を十分言わせた後で、「今度は、自分のいけなかったところを言ってごらん」と言ってみてください。
すると、どちらも意外と素直に言うものです。
そうすれば、後は仲直りをするだけです。
 

最後に付け足しをひとつ。
自分の言い分を言わせるときは、別々に話を聞くことが必要です。
というのも、相手がそこにいると、思っていることを言いにくくなってしまうからです。

また、お互いの言い分を言っているうちに再びけんかになってしまう可能性もあります。

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