親だから伝えたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2016.05.01

帰り道の道草が気になるとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

学校から帰りが遅いなと思っていたら、どうやら公園に行ったり友だちの家に寄ったりしているらしい。学校の決まりでも、下校時はまっすぐ家に帰るようになっていますし、やはり心配ですね。「いったん家に帰ってきてから、遊びに行きなさい」と伝えてあるのに、なかなか守れないときには、どうしたらいいのでしょうか。
子どもは目の前の楽しいことが大好きです。あとに大事なことがあっても思い煩うことなく、今の時間に集中できるのは、子どもの豊かな力なのです。だから、「うちの子はルールを守れない」とがっかりする必要はありません。ひとつひとつの約束を、子どもにわかるように教えてあげましょう。自分はどう振舞ったらいいのか、なぜそうしなければいけないのか。一回話しただけでは、すぐに忘れてしまうのも子どもの力。何度も繰り返し、時には厳しく親子で話すことで、子どもの心にしっかりと刻まれるでしょう。。

時間通りに帰ってこないと、お母さんは心配なんだよ

子どもは道草していても元気に安全に遊んでいるのだから、親の気持ちがわからなくて当然です。待っているほうの気持ちは、説明すれば理解できるはずです。

学校の時間と、遊びの時間は別でしょう?

登校してから下校するまでが、学校での学びの時間です。家に帰って学校の道具を片づけることで一区切りをつけて、あとは自由に遊ぶ時間、と切り替えることの大切さを教えてください。大人になっても、時間管理は大切な能力です。

学校やわが家の決まりだから、守りなさい

社会のルールには、個人的には「どうして?」と思うようなものもあります。けれど、そのルールが社会を安全安心に守ってくれているのだから、理屈は措いておいて従うのは必要な態度ですね。子どもが屁理屈を言ってきたら、親は聞かなくてもいいのです。

  • ポピー公式HPトップ
  • ポピー子育ておうえん隊
  • 幼児向け連動動画
  • 高校入試情報
  • ポピっこアプリ紹介
  • 公益財団法人 日本教材文化研究財団