親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス
人の目を見て話が聞けない子どもへの声がけ方法
人の目を見て話が聞けない子どもに親の気持ちや考えが伝わる言い方
授業参観で子どもの様子を見ていると、先生が話をしているのに、手遊びをしたり別のところを見ていたりしてばかりいる。
家で、親が話しかけても同じ態度で、「聞いているの?」と言うと「うん」と返事はするのだけど……。
ちゃんと話を聞けているのかも心配だし、相手へのマナーとしても直したいと思いますね。まず、子どもは、自分の関心があることに集中する力が高いのだ、という目で子どもを捉えてみましょう。
それはつまり、いくらルールやマナーであっても、関心がなければそっぽを向いてしまうということでもあります。まずは、人が話をしているときは相手のことを見ることが大事なんだと教えなければ、わからないのがあたりまえです。
言葉で教えてもわからない場合もあるので、家庭のなかで行動で教えましょう。親が話しかけたら子どもがこちらを見るまで少し待ってみたり、子どもが話しかけたら親は子どもをしっかり見たり、気にかけてみてください。
「お母さんも○○ちゃんの話をしっかり聞くからね」と伝える
もしかしたら、親が忙しく過ごしているなかで、子どもの話を聞くときに料理の手元を見ていたり、郵便物を見ながら返事をしていたりすることもあるかもしれません。
「お母さんは、〇〇ちゃんを見て話を聞けてるかなあ」と子どもに聞いてみるのはいかがでしょうか。
「先生はどんなお話をしてくれるの?」と子どもに確認してみる
学校の話を聞けているかを、軽く確認することがあってもいいかもしれません。
内容が頭に入っていれば、聞いていることは確かなので安心ですね。聞けていなかったら、少し先生と相談するのもいいでしょう。
人の話に関心を持つのが苦手なタイプの子、文字にするとわかるけれど話し言葉は理解しにくいタイプの子など、子どもにはいろいろな個性があるものです。
「お母さんが話しているときは、こっちを見てね」家庭で練習する
何度も伝えているつもりでも、子どもにはただ「お母さんが怒っている」としか伝わっていない場合もよくあるものです。
食事どきなど気持ちよく話せているときに、お母さんからのお願いとして伝えてみましょう。
「お母さんも、お母さんのことを見ていてくれると、聞いてくれてるなあってわかって、嬉しいよ」と自分の気持ちを率直に説明するのもいいですね。
(ポピー編集部)まとめ
辰巳先生のアドバイスはいかがでしたでしょうか?
子どもが人の目をみて話が聞けない時は、まずはこの3つを試してみてはいかがでしょうか?
その他、子どもの困ったくせについてのアドバイスもご紹介しているので、よろしければご覧ください。
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