親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス
2015.06.01
買い食いの癖がつきそうなとき
親の気持ちや考えが伝わる言い方
親といっしょに買い物をしているうちは買い食いしないように教えられても、お小遣いをもって友だちと遊びに行く年齢になると、駄菓子屋やコンビニで買い食いする子も出てきます。家庭でのルールは「買い食いはだめ」でも、友だちみんなが買っているときは、どうしたらいいのでしょうか。あるいは、友だちが「じゃあ、私が買ってあげる」などと言い出したとき、どう答えるように教えたらいいのでしょうか。小さな出来事ですが、これは、家庭のルールと社会のルールとのせめぎあいですね。大きくなるにつれ、このようなルールのずれを体験する機会は多くなります。そういうときには、「そのときいっしょにいる仲間のルールに合わせる」が基本のルールと考えればいいでしょう。それが、人間関係がスムーズにいくためのコツですね。そして、だからこそ、どんな場でも貫いてほしい「人としてのルール」を、親は子どもにしっかりと伝えておくことも忘れないでください。
お母さんに教えておいてね
友だちと遊びに行くときは駄菓子屋に寄ってもいいよ、という許可を与えたうえで、行ったら親に報告するように教えましょう。小さなうちは親が見守っていられても、成長すると親の目が届かなくなってきます。その日までに、ちゃんと自分のことを話して親を安心させてくれる習慣が身に付くといいですね。
友だちとお金の貸し借りはしないのよ
こういう機会に、少しずつお金の使い方についても教えられるといいですね。お金をどう使うべきか、という指針は、親が教えるものです。お金の貸し借りや、高価な物の買い方について、親の信念をしっかり言葉にして伝えましょう。
1回に買うのは100円までね
1回に使っていい金額を決めたり、学校帰りには駄菓子屋に寄らない約束をしたり、歩きながら食べるのは恥ずかしいことだと教えたりするのは、大切なことです。
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