子育て仲間(教えてにアドバイス)

2018.03.12

かんしゃくを起こさずに聞き入れさせる方法

わが家の5歳の息子は、最近反抗期。「早くやって!」と言うと、「わかってる!」とか「うるさい!」と言います。やらないから言っているのに……。どう言えば、かんしゃくを起こさずに言うことを聞いてくれるでしょう? みなさんはどうしていますか?

                                       【東京都  カピ子さん】

みなさんからのアドバイス

とりあえず親も参加してゲーム風にする

何をするかによりますが、片づけのときは、「さぁ、だれがいちばんにできるかなー、競争だよー」とゲーム風に。ダメなときはゴミ袋を持ってきて、「さぁ、片づけようか」と袋に入れます。出かける準備のときは、「ママ(パパ)とどっちが早く出られるかなー」。それでも動かないなら「外で待ってるね!」と玄関を出て外で待ちます。子どもだけでやらせるのではなく、とりあえず自分も参加してゲーム(競争)にして、それでも動かないときは、叱るというよりも、それをしないとどうなるかをわからせるようにしています(おもちゃがなくなる、おいていかれちゃう、とか)。

【神奈川県  育児は大変ですよねさん】

所要時間を決めてタイマーと競わせる

6歳・年長の息子がいます。わが家はキッチンタイマーと競わせています。「5分でお着替え」や「3分で歯みがき」「あと10分で食べる」などと決めて、ピピピッと鳴るまでにできたら勝ち!でほめます。息子は負けず嫌いなので、鳴るまでにできたら喜んで、できなかったら悔しくて泣いてます。今のところは効果ありです。「早く!」と言うと怒るのですが、この方法だと「早く!」と言う回数が減りました。

【香川県 ネックスナイツさん】

自分で時間を意識できるように

6歳の女の子の双子と、4歳の男の子の母です。うちは「何分だったらできる?」と子どもに聞いてタイマーをセットし、子どもにスタートボタンを押させたり、「次は何するかわかる?」とクイズにしたりしています。前もって「時計の長い針が10になったら用意しようね」と伝えたりもしますが、夢中になると守れないこともあります。少しずつ、自分でも意識してくれるといいなと見守っています。

【滋賀県 めめこさん】

やらないとどんな結果になるか示す

わが家では「しない結果」を示すようにしています。たとえば、保育園の持ち物の準備をしないときは、「トイレに行っても手を拭けないから、(汚くて)おもちゃで遊べないけどいいの?」という感じです。単に「やりなさい!」と言うより、理詰めで伝えたほうが、息子本人もすべきことという判断がしやすいようで、比較的すんなりと動いてくれます。また、やらずに困るのは自分自身であるということを示すと、より効果的でした。

【神奈川県 R・Sさん】

編集者からのひとこと

ご紹介したほかにも、だれが早いかゲームにするという方が多く、競争は子どものやる気をそそるようです。アドバイスを参考に、お子さんに合ったやり方で、取り組んでみてくださいね。

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