親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス
2017.12.05
スマートフォンを欲しがるとき
親の気持ちや考えが伝わる言い方
携帯電話からスマートフォンに主流が移ってきて、子どもに触らせる機会が増えた、と感じている人は少なくないのではないでしょうか。病院で待っているあいだに動画を見せたり、家族のあいだで簡単なメールをやりとりしたり、などであれば、幼児であっても、スマホに触らせてもおかしくないですね。
ただ、そのぶん、子どもの側もスマホに関する敷居が低くなっているようです。小学生でスマホを欲しがる子、実際に持っている子は、増えているようです。さて、子どもが欲しがれば、スマホは持たせてもいいものでしょうか。機能の制限があれば、いいのでしょうか。まだ早いのであれば、何歳からなら大丈夫なのでしょうか。決まりはないとはいえ、ひとつの基準は高校生になったら、でしょう。心身の発達がひとつのステップを超えるのが、思春期です。自分をコントロールすることも、そのころから少しずつできるようになりますね。
うちはうち、よそはよそ
子どもはよく、「みんな、持ってる」といった言い方をします。「みんなって誰?」ときき返すのも手ですが、情報端末やお金、働き方などのように、親の価値観を教えるようなものについては、「うちはうち」ときっぱり伝えてもいいのです。
スマホは依存症になっちゃうかもしれないからよ
あまり脅かすような言い方をしなくてもよいのですが、あえて使う場面があってもいいと思います。「ナマハゲが来るぞ」式に、子どもには理屈ではなく「いけないこと」「こわいこと」として伝える伝え方も、必要です。
大人になったら、持ってもいいよ
「何歳になったら、持ってもいいの?」ときかれたら、「高校生」と具体的に返事をするだけでなく、「大人」という漠然とした答えをしてみてはいかがでしょう。「大人」とは、年齢だけの問題ではなく、自己管理ができる力の問題でもあります。「大人って何歳?」ときかれたときに、そんな話をできたらいいですね。
最新の記事一覧
2023.03.10
2023.03.10
2023.03.10
2023.01.13
2022.11.14