親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.05

地域の行事に参加したがらないとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

地域の子ども会などに参加していると、いろいろな行事がありますね。お祭りなどの楽しい行事もある一方で、町内清掃や資源回収など、ちょっと面倒に思える行事もあります。「行きたくない」と部屋にこもってしまったり、親が「みんな参加するんだから」と送り出すとしぶしぶ出かけていく。意義のある行事なのに、どうして気持ちよく参加できないのでしょうか。……考えてみれば、あたりまえですね。誰だって、遊ぶほうが楽しいし、労働はいやなものです。でも、他人や地域のために働いたあとで、気持ちがさっぱりしたり、地域の人から喜ばれたりして、「たいへんだけど、やってよかった」とじわじわうれしくなってくるものでもありますね。ほんとうの働く喜びは、人から喜ばれたときに得られるものだと思います。いつか社会に出る日のために、親は、子どもが小さなときからそんな体験をたくさんさせてあげてください。子どもがしぶしぶ顔でも、親は笑顔で「いってらっしゃい!」と送り出せばいいのです。

とにかく行ってらっしゃい

「子ども会の決まりだから」「みんな参加するんだから」と理屈を言うよりも、親が「行くのがあたりまえ」と思って、送り出すことが大切なのではないでしょうか。こういうときは、子どもの自主性は尊重しなくてもいいのです。まだ子どもが知らない、社会と関わるすべを学ぶ場なのだから。                                                

お母さんも行くよ!

時間があるなら、親もいっしょに行きましょう。とはいえ、無理に楽しそうな顔をする必要はありません。お母さんもじつは面倒なんだけど、行くことは大事だよね!と、行動する姿を見せてあげましょう。

お疲れさま!

行事を終えて帰ってきたら、ねぎらってあげましょう。もちろん、着替えや道具の片づけのお世話までしてあげる必要はありません。後始末まできちんと自分でできてはじめて、参加したことに価値があるのですから。

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