子どものプログラミング学習の目的を理解する
子どものプログラミング学習の目的を理解する
プログラミングへの関心が高まっています。
新学習指導要領では、プログラミングが小学校から必修化されることが決まりました。
「プログラミングなんてできない」
「子どもにどうやって教えればいい?」
そう不安に思うおうちの方もいらっしゃいますよね。
実は、プログラミングには、子どもの思考を育てることが期待されています。
この、ページでは子どものプログラミング学習について、親がどのように向き合えば良いのか御紹介します。
プログラマーの育成が目的ではなく、思考力を身につけることが目的
小学校のプログラミング教育ではプログラマーの育成が目的ではありません。
プログラミングに必要な言語を覚えるような活動はしませんし、プログラミング言語を覚えることを目指してもいません。
プログラミング教育の主な目的は考える力、プログラミング的思考力を身につけることです。
プログラミング的思考とは?
では「プログラミング的思考」とは何でしょう?
「学習指導要領解説」ではこのように定義されています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのように組み合わせたらいいのか、記号の組合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、ということを論理的に考えていく力
ざっくり要約すると、プログラミング的思考力とは「目的やゴールから逆算し物事を順序立てて考え、結論を導き出し、実行すること」です。
プログラミング学習は日常生活で役立つ!
こうした力は普段の生活や仕事でも必要な力です。
ということは、日常生活でも鍛えられる力ということです。
例えば、必要となる材料を準備し、最適な手順を踏んで作るお料理は、プログラミング的思考力を伸ばすと言われています。
また、配膳などのお手伝いも、どうやったら早くできるか、やりやすくなるか、楽にできるかなどの効率も考えて行うことが、プログラミング的思考力のアップにつながります。
プログラミング的思考力を鍛える機会は、普段の生活の中にたくさん存在します。
お子さまに多くの「自分で考えて行動」する機会を与えられると良いですね。
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