通知表の評価方法。テストの点数と評価に差がある理由
テストの点数と評価に差がある時の疑問を解決
お子さまの通知表について、テストの点はわるくないのに「なぜか?」ということはないでしょうか?
そんな通知表の疑問についてご説明しようと思います。
むかしは相対評価で通知表が作られていた
昔、通知表で「1」をつけられたことがあります。
その時代、成績は相対評価で、「クラスの他の子どもと比べてどれくらいできているか」
を基準に5段階で評価されていました。
「1」は「あなたはクラスでも1番下の方ですよ」という評価です。
こういう評価をつけられると、「次はがんばろう」というより、「もういいや」というあきらめに近い気分になりますね。
現在はそういう観点も含めて、絶対評価でつけられるようになりました。
テストの点数と通知表の成績がマッチしない理由
現在、成績は絶対評価でつけられており、他人との比較ではなく、その子がどれだけ伸びたか、努力をしたかが評価されます。
どれだけ伸びたか、努力したかも、テストの点だけではなく、学習への取り組み方(宿題はちゃんとやってきているか、忘れ物はないか、グループ学習でみんなと協力しているかなど)が評価の材料になっています。
ですからテストの点があまりよくなくても、お子さまが努力をしていれば、そこはきちんと評価されているはずです。
そこをおうちでも認めて、ほめてあげましょう。
テストの点は悪くないのに通知表がよくない場合は要注意
やる気を伸ばすほめ方のコツは、「結果ではなく、やったことを認めてほめてあげること」です。
逆にテストの点はいいのに、通知表ではあまりいい評価がついていないというお子さまもいます。
そうしたお子さまは学習意欲があまり見られなかったり、学習態度に少々問題がある場合があります。気をつけたいですね。
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