親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス
2017.11.17
挨拶について困ったとき
親の気持ちや考えが伝わる言い方
挨拶は大切ですね。家庭でも学校でも、「おはようございます」「こんにちは」といった習慣を子どもに伝えているものです。家庭では、お客さまやご近所の人への挨拶のしかたを教えたり、学校では、校内で会う知らない大人にも挨拶をしようとルールを決めたり、知っている者どうしでなくても挨拶をすることの大切さも伝えているはずです。では、通学路や電車で会った知らない人に、「こんにちは」と言われたら、どうしたらいいのでしょうか。今の時代、防犯上は、知らない人と子どもが話すのは危険な気もします。「知らない人は危ない人だと思いなさい」と教えたほうがいいのかもしれません。ただ、地域によって事情は違いますが、挨拶をすることでかえって安心な場合もたくさんあります。挨拶ができない大人は、社会で通用しません。それならば、万一の不安に備えるよりも、挨拶の大切さを伝えたほうが、子どものためだと思います。
知らない人でも、挨拶されたら こんにちは って言ってごらん
通学路で会うような人は、危険な人である確率は低く、近所の人や親の知り合いといった場合がほとんどです。相手がにこにこして「こんにちは」と言ってくれたなら、子どもも「こんにちは」と返せるといいですね。もし、ちょっと顔を知っている相手だったら、挨拶しないのは恥ずかしいことです。もちろん、「うちにきておやつを食べる?」などと誘われたら、たとえ顔を知っている相手でも、「お母さんに聞いてからにします」「一度、家に帰ってからにします」などと返事をするように、教えてあげてください。
挨拶は、ほんとうに大切なんだよ
親は、挨拶を大切だと思っているでしょうか。習慣だから、とか、子どもに言わせないとまわりから非難されるから、といった理由で、子どもに「挨拶しなさい」と伝えていませんか。もちろん、そのような面もあるけれど、挨拶が気持ちよくできる人は、それだけで人から好感を持たれたり、信頼されたりするものです。社会生活の基本が挨拶であることは、あたりまえだけれども無視できない事実なのです。
挨拶すると気持ちいいね
なによりも、自分がいい気持ちになることを教えてあげてください。
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