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2021.12.05

子どもにお手伝いして欲しい時の伝え方。家族のために役立つ何かをしてね

子どもにお手伝いして欲しい時の伝え方

今回は、全家研ポピー教育対話主事・小嶋悦子先生から、子どもにお手伝いして欲しい時の伝え方のアドバイスをお届けします。

仕事で疲れている時こそ子どもにお手伝いをして欲しいと伝える

毎日仕事と家事の両立で悩んでいるお母様方へ

仕事から帰ってきた時、子どもたちが家の中でだらだら過ごしていたり遊んでいたりすると、仕事の疲れもあってつい言わなくていいことを言ってしまうということありませんか?

ありますよね。今からしなければならないであろう数々の家事が頭に浮かびますから。

ただ、そういう時こそ子どもにお手伝いをして欲しいと伝えてみましょう。

伝え方について次にご紹介します。

子どもにお手伝いをお願いする時の伝え方

そんな時に子どもたちを家事の担い手として活躍できる言葉を紹介します。

それは「家族のために役立つ何かをしてね。」です。

 

「ママはみんなのために一生懸命お仕事頑張ってきたのだけど」 きっとお子さんは、「私だって学校で一生懸命勉強してきたよ」と。

ここで、まずはお子さんの言葉を受け入れてうなずきます。

 

「なるほど、勉強を頑張ってきたのね、それはえらいね。」と。

そして次に「変だな?それは自分の為ね。ママが言っているのは家族の役に立つことは何をしたのということよ。ママは今日の晩御飯の材料を買って重いのを持って帰ってきたわ。そして、今からみんなの晩御飯作るのよ。みんながおいしいと言ってたべてくれるのが楽しみだから。」です。

 

「あなたたちも今からでいいから家族のために何かできることはあるかしら。手伝ってくれるとママは助かるな。」と続けましょう。

きっと「洗濯物をたたんで直すね」「わかった僕はテーブルの上を片付けるよ」という声が返ってくるでしょう。

自分のことをするのは当然で家族が喜ぶ何をするかが大事と伝える

お子さんがどんなお手伝いをしてよいかわからなければ、することを一緒に考えてあげてもいいでしょう。

そして、「あら嬉しいわね。頑張って!! やれることを見つけてやって頂戴ね。あなたたちならきっとやれるからね。」と。

こうやって、「自分のことをするのは当然で、その他に家族が喜ぶ何をするかが大事」と習慣づけていくのです。

(編集部より)子どもがお手伝いをしてくれたらきちんとほめる

子どもにお手伝いして欲しい時の伝え方をご紹介しました。

「家族のために役立つ何かをしてね」という伝え方で一度お子さまに声をかけてみてください。

お手伝いをしてくれたら、褒めましょう。

おだてるのではなく、ほめるこれが重要です。

↓↓↓

子供をおだてるのとほめるの違い

色々な先生にほめることの重要性についてご紹介していただいているので、こちらも合わせてご覧ください。

↓↓↓

親野智可等先生「子どもをほめよう」

篠原 菊紀先生 「ほめる」と「やる気」

篠原 菊紀先生  ほめるバランス

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