親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.11.17

「ありがとう」が気持ちよく言えないとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

家族の間で、気持ちよく「ありがとう」「ごめんなさい」が言えているでしょうか。とくに「ごめんなさい」は、親としても厳しく言っていても、「ありがとう」は、無理してまで言わせないで済ませることもあるかもしれませんね。たとえば、おばあちゃんにお菓子を買ってもらったとき、妹の消しゴムを借りたときなど、ささやかな日常の場面で、「ありがとう」が自然に口から出てくるようになるといいですね。「ありがとう」が気持ちよく言える子は、どんな人間関係もスムーズに乗り切っていけるはずです。毎日の生活のなかで、きちんと言葉に出して伝えられるように、教えていきましょう。そのためには、家族のなかで、「ありがとう」が習慣になっていることが大切です。「こういう場面では、ありがとうって言うのが、あたりまえなんだ」と、子どもが身体で覚えれば、あとはどんな場にいっても、大丈夫です。まずは、親から「ありがとう」の習慣を始めましょう。

ありがとうね!

子どもが、お母さんの分もお菓子を持ってきてくれたとき。ティッシュを取ってくれたとき。気持ちよく「ありがとう」と伝えていますか? 夫が、「先にお風呂、入ったら?」と譲ってくれたとき、「ありがとう。先に入らせてもらうね」と口に出していますか? 夫は妻に、「郵便を出しておいてくれて、助かったよ。ありがとう」と言ってくれているでしょうか? 家族の間でわざとらしい、なんて思わないで、口に出す習慣をつけてください。

「ありがとう」って言ってくれると、うれしいよ!

子どもに「ありがとうは?」と促すことはよくあるでしょうが、こんな言い方はいかがでしょう。子どもが一回でも多く口に出すようにしているうちに、だんだん言うことに慣れてきます。

気持ちは通じているけど、言葉にするともっと伝わるよ

「心で感謝しているんだから、いいじゃない」と、子どもが反論してきたら、言葉で伝えることの大切さを教えてあげてください。

  • ポピー公式HPトップ
  • ポピー子育ておうえん隊
  • 幼児向け連動動画
  • 高校入試情報
  • ポピっこアプリ紹介
  • 公益財団法人 日本教材文化研究財団