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2021.10.01

声がけで子どものやる気をなくさないために気を付けるべき2つのこと

声がけで子どものやる気をなくさないために気を付けるべき2つのこと

日常のよくみられる場面の「困った、困った」について、全家研ポピー教育対話主事・村田稔子先生からのメッセージをお届けします。(おうちの方向け情報誌『Popy f』より)

こんな「困った」場面、あなたならどうしますか?

子どものやる気をなくしてしまう声がけ

「Kくん、勉強の時間だよ~」

「はーい」と、いつものように家庭学習を始めたKくん。

 

お母さんもニコニコ顔で寄り添っています。

しばらくして、「あれ?そこは違うよ?」

お母さんはKくんの間違いに気づいて声をかけました。

 

「これでいいんだもん!」

Kくんはお母さんの言葉に耳を貸しません。

 

お母さんが説明しようとすると、

「もういやだ。やーめた!」

K君は鉛筆を放り出してしまいました。困った、困った…。

 

さて、その困りは誰の困りでしょう?

実は、その子本人が一番困っているのではないでしょうか。

「困った子」と決めつけないで、ちょっと工夫をしてみましょう。

 

この場合は、「このページに間違いが二つあります。

さてどこでしょう?」と声かけをしてみるのはいかがでしょう。

子どもへの声がけの注意点1:否定から入らない

間違いを指摘されるのはいやなものです。

でも、自分で間違いを見つけて直せたら、うんとほめてあげられますね。

きっと楽しく見直しができるはずです。

 

否定から入るのではなく、「どうしたの?」「どうしたらいいかな?」の声かけで、自分を振り返ることができます。

子どもへの声がけの注意点2:子どもの話を聞くことからはじめる

子どもの話に耳を傾け、「ほめて」「みとめて」「だきしめて」子どもたちをしっかりと受け止めましょう。

声がけ一つで子どものやる気が変わる

子どもへの声がけを少し意識するだけで、子どものやる気は大きく変わるので意識してみてはいかがでしょうか?

 

ポピー子育ておうえん隊では、この他にも、子どもとの接し方の中で疑問に思うような内容を紹介しています。

以下はよく閲覧いただいている記事になるので、参考になれば幸いです。

↓↓↓

子どもが意地を張っているときに親の気持ちや考えが伝わる言い方

子どもが思い通りにならないと大声を出すときのアドバイス

子どもの舌打ちなどの癖が気になるとき

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