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2020.04.01

子どもの不注意を叱るときの兄弟別声かけポイント

子どもの不注意を叱るときの兄弟別声かけポイント

きょうだいのいる家庭やひとりっ子の家庭など、家庭によってさまざまだと思います。

きょうだいによっても、お兄ちゃんに声をかけるときと
末っ子に声をかけるポイントは違います。

今回は、きょうだい別の育て方のコツをご紹介いたします。

例えば、子どもがお皿を落として割ってしまったとき、
どう声かけしますか?

第一子の不注意を叱る時は釘をさす程度に止めておく

もともと慎重なタイプが多いので、偶然割ってしまったというケースが多いでしょう。

本人も「やっちゃった・・・」と心苦しく思っているはずです。

本人が謝ったら強く叱ったり追い詰めたりせず、「今度から気をつけてね」と
釘をさす程度に留めておきましょう。

中間子の不注意を叱る時は、本人の言い分をきちんと聞いた上で叱るか判断する

きょうだいとふざけていた場合、中間子だけ叱ると不公平に感じてしまうかもしれません。

とくに「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なのに」と叱ると、「こういうときだけ、上の子あつかいするなんて」
とすねてしまうことも。

本人の言い分を聞いてあげることも大切です。

末っ子(2人きょうだいの2人目)の不注意を叱る時は、甘やかしに気を付けて叱る時は叱る

「だってお兄ちゃんが・・・」とすぐに言い訳をしたり、べそをかいたりして
要領よく逃げてしまうかもしれません。

親もつい甘やかしがちなので、「いけないときはいけない」と叱るべきときは叱り、
「テーブルの端っこにお皿をおくと危ないよ。

今度から気をつけようね」と教えましょう。

ひとりっ子を叱る時は、今後どうした らいいかをきちんと伝える

大人ばかりの環境なので大人が「仕方ないな」と
それほど問題視することなく、サッと片付けてしまいがちです。

あまり子ども扱いしないで、悪かった点は謝る、
今後どうしたらよいか教えるなど、
基本的なしつけを大切にしましょう。

きょうだいが多い子も、ひとりっ子も、与えられた環境で育っていきます。

お家の人は子どもの個性や考え方を受け止め、
周りに対する思いやりや尊敬の気持ちが育つように、
上手にサポートしてあげたいですね。

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