親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス
子どもが思い通りにならないとキーキーと大声を出すときのアドバイス
子どもがキーキーと大声をだして困る。そういう時は、親の気持ちや考えが伝わる言い方をしてみる
思い通りにならないことがあったとき、大声でどなったり、キーキー声を出したりして、困るときがありますね。
とくに、外だと、まわりの人の目が気になって、つい子どもの言うとおりにしてしまうこともあるでしょう。
どう言って、やめさせればいいのでしょうか。
子どもはなぜ大声を出すのでしょう。
大声を出すと、お母さんが困って、自分の言うことを聞いてくれる。
一見、子どもがキーキーと大声を出すときは「思い通りにしたい」とわめいているように見えますが、じつはお母さんに「聞いて」と訴えているのです。
普通の話し方では聞いてくれないけれど、大声を出すと聞いてくれる。
電車で「お菓子がほしい」と言っても「あとでね」と無視するけれど、わめくと「しょうがないわね」と聞いてくれる。だからなのではないでしょうか。
まずは、まわりの迷惑にならない機会に、子どもにしっかり向き合ってみましょう。
わめかなくてもお母さんは自分の話を聞いてくれる、とわかったら、子どもの態度は変わります。
子どもが大声を出すときは、もっと普通に話してごらんと冷静に子どもに伝える
大声でわめいているときは「大きな声だと、お母さん、あなたが何を言っているかわからない」と伝えて、耳を傾けないでいてみましょう。
その代わり、無視するのではなく、「もっと普通に話してごらん。そうしたら、話を聞くよ」と提案しておきます。
子どもががんばって、普通の声で「この服じゃ、いやなの」などと説明しようとしたら、「そうだったの。ちゃんと普通に教えてくれたら、お母さん、よくわかるわ」などと気持ちよく答えてあげてください。
そのうちに、「大声では思い通りにならないけれど、ちゃんと話せば気持ちが通じるんだ」とわかってくるでしょう。
子どもが大声を出しても、だめなものはだめよと親の態度をぶれさせないで伝える
頼んでも聞いてくれないのに、大声を出すと聞いてくれる。
「今だけよ」「じゃあ、○○していいから」。1回そういう経験をすると、子どもは「大声を出せばいいんだ」と勘違いしてしまいます。
最初に「だめ」と言ったことは、最後まで「だめ」。大声を出せば聞いてあげる内容なら、最初のときに聞いてあげる。そんなふうに、親の態度をぶれさせないでいられるといいですね。
大きな声は恥ずかしいよと伝える
人に対して大声を出すのは恥ずかしいことなんだ、 という親の価値観を、きちんと言葉で伝えておいてください。
(ポピー編集部)
辰巳先生のアドバイスはいかがでしたでしょうか?
ついつい大きな声で怒ってしますこともあるかもしれませんが、子どもと向き合い冷静に話をしてみましょう。
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