親野智可等先生の子どもを伸ばす家庭力

2019.08.14

運動が苦手な子どもには

体を動かすにもいい季節になってきました。すると、聞こえてくるのが運動についての質問です。「うちの子は、体を動かすのが好きではないようです」「娘はどうも運動が苦手で……。何かいい方法があったら教えてください」などです。
今月は、これらの質問にお答えしましょう。

体を動かす楽しさを味わおう

はっきり言って、体育の得意不得意はかなり先天的なものです。
これは、わたし自身が子どもの頃から実感していることです。スポーツで活躍する友だちを横目に、なんとかボチボチやってきました。でも、苦手は苦手なりに体育の授業も運動部の部活も楽しんできました。今はあまり体を動かす時間がありませんが、運動自体は嫌いではありません。ですから、もともと運動が苦手な子にも、一生涯楽しみながら運動を続けていく基礎を作ってあげてほしいと思います。
そこでお勧めなのが親子遊びです。親子遊びは、親子でふれあう楽しさと運動の楽しさとを、結びつけて体験することができます。これによって子どもの中で、運動は楽しいという認識が強化されます。
その子なりに楽しく運動をする経験が大切だと思うのです。何事も、土台に「快」の感情が伴うことによって、行動そのものが楽しいと思う内発的モチベーションが高まります。それは勉強でも運動でも同じことです。苦手意識を持ったまま大人になると、スポーツを嫌う傾向が強まります。それは大きな楽しみの一つを捨てるようなもの。生涯、運動やスポーツに親しめるように育ててあげてほしいと思います。

体を使った親子遊び

足抜き回りや布団の上ででんぐり返りなど、親子遊びをしていると、腹筋や背筋をはじめとして、いろいろな運動に必要な筋力を鍛えることができます。また、自分の体を動かすことの気持ちよさや楽しさを味わうことができます。そして、何よりも、すばらしい親子のスキンシップがはかれます。

体育でやらない道具を使う

特に運動が苦手な子にとっては、学校の体育でやらないものがオススメ。例えば、フリスビー、バドミントン、竹馬、ヨーヨー、ゴム跳びなどはやったことのない子も多いので、ちょっとしたことでも「自分はうまい」と思えます。それは、大いに自信につながります。結構運動量も多く、いろいろな運動感覚も磨かれますので、ぜひ、親子で楽しんでほしいと思います。

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