知っている人にあいさつができない子

知っている人に素直にあいさつができません

もうすぐ３歳になる息子は、家ではとても活発で明るい子なのです。しかし、外では知っている人に会ってもあいさつができません。あいさつするように言うと、わざとしなかったりします。また、「ありがとう」や「ごめんなさい」が素直に言うことがなかなかできません…

５歳くらいまでの子は、自分からあいさつすることの大切さになかなか気づけないものです。

「おはよう、○○君」と言われて返すのと、自分から「おはようございます」と率先して言うのは違いますね。照れもあるでしょうから強制せず、お母さんが誰かから「おはよう」と言われたときに、「おはようって元気に言われると気持ちがいいね。」など、受け止める側の気持ちを伝えていくといいでしょう。

受け止める側の気持ちを伝えるのは、あいさつだけでなく「ありがとう」や「ごめんなさい」でも効果的です。

お子さまがお友だちのママなどに「ありがとう」が言えた日は、あとで上手にほめ、「○○くんのお母さん、とっても喜んでいたわよ！」とお子さまに教えてあげましょう。

性格的に引っ込み思案の子も、「役割」や「期待」ができると勇気が出ます。

お花に水をやったり、食事の支度を手伝ったときに「お花は何て言っていたと思う？」とか、「今お母さんが○○ちゃんに言いたい言葉を当ててみて」など、相手の気持ちを考える機会を作るのも一つの方法です。