親野智可等先生の子どもを伸ばす家庭力

2019.05.14

忘れ物を減らす工夫

今も昔も、おうちの方の悩み事からなくならないのが〝忘れ物〞。「何度確認して、何度子どもを追い掛けたことか……」というおうちの方のため息が聞こえてきそうです。そこで今月は子どもの忘れ物を減らすコツについてお話ししたいと思います。

できるようにしてあげて、 ほめてあげましょう

「忘れ物をすれば自分が困るだろう。自分が困れば、それに懲りて直すだろう」忘れ物について、おうちの方の中にはこう考える人がけっこういます。これをわたしは自業自得方式と呼んでいますが、これで直った子を見たことがありません。
実際は、放っておかれた子どもは直るどころかますます忘れ物が増えます。忘れ物をすると授業への意欲もわきませんし、学力にも影響が出てきます。また、忘れるたびに先生や友だちに何か言われ、自信をなくしていきます。そして、困っている自分に何の手助けもしてくれない親に対して愛情不足を感じるようになります。
これにはやはりおうちの方の手助けが必要です。まず、その日のうちにおうちの方が予定帳を見て、ちゃんと次の日の支度ができているか確認してあげてください。これは月並みですが極めて効果的です。もちろん、叱りながらではなく、貴重なふれあいの時間として楽しみながらやってください。そして、忘れ物が減ったら、子どもをほめてあげてください。子どもは親の愛情を感じますし、自信もついてきます。やり方もわかってきて、だんだん自分でできるようになっていきます。

「持ち物集合写真」を撮る

例えば、学校に持っていく物はあちこちに置かないで一か所に集め、持ち物コーナーをつくると効果的です。さらに、書写や図工、音楽などは「持ち物集合写真」を撮っておいて、照らし合わせて確認するようにすると、一目瞭然です。

おとぼけ大作戦

「どうして忘れるの!」と叱るのではなく、「何かいい方法はないかな?」と尋ねてみる、という方法があります。これは“教えたがり”という子どもの特性を使ったもので、「~しなさい」と強制されたことではなく、自分で考え出したことなので、やってみようというモチベーションにつながります。

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