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2019.01.01

子供の夢。「なりたい職業」じゃなく「なりたい自分」を目指す

現役ママ編集者からの投稿です。
小学6年生の娘は「サッカー選手になりたい」という夢を持っています。でもその一方で、本当にサッカー選手になれる人は一握りだという現実もわかっていて、「どうせ多分ムリだし。」とも口にします。
親としてはせっかくなので、目指してもらいたいですよね。
このページでは子供がいきなり夢を諦めてしまうことに対しての対策方法についてご紹介します。

夢に向かって努力することの重要性を話してもしっくりこない…

「どうせ」「ムリ」とネガティブワードをひんぱんに口にする思春期の娘を見ていて、やりきれない気持ちになります。
言霊(ことだま)の力ではありませんが、マイナスのことばに引っ張られてしまいそうで…
思春期特有の、ホントはそこまで思ってないけど…の発言なのかもしれませんが、それにしても、やりきれなくてもんもん。
まずは、思いっきり前向きに自分の夢を目指して欲しいし、たとえサッカー選手になれなくても、そこに向かって懸命に努力することは決して無駄にはならない。
今描いている「夢」も、そこに向かっているうちに変化していくかもしれない。
一見遠回りに見えても、人生無駄なものは何一つ無い。だから、夢は、初志貫徹しないで良いんだよ、と話してみたり。
世の中のために何か大きなことを成し遂げるようなことはしていない、ちっぽけな存在の母ではありますが、自分自身が置かれている「イマココ」の状況をとにかく精一杯楽しむ、そうすると不思議と道がひらけて、やりたいことがどんどんと広がる。
そういう話や自分自身の経験を伝えて、納得をしてくれる子どももいると思いますが、しっくりこないというお子様もいるでしょう。
そういう時には、絵本で出会ったこのような言葉を投げかけてみてはいかがでしょうか?

なりたい自分を目指すことで目標を具体化しやすくしてあげる

『夢はどうしてかなわないの?』 (作:大野正人/絵:中川学/汐文社※ちょうぶんしゃ)
『あと少し、わずかに力が足りなかっただけで、夢への道がとざされてしまう…そんなこともあります。だけど、「あこがれの仕事につきたい」という夢には、その仕事でかつやくして多くの人によろこばれる自分になる、つまり「あこがれの自分になる」という夢がかくされています。』
このフレーズを読んで、母スッキリ!
憧れの仕事につけなくても、「なりたい自分」の夢は持ち続けられます。人は一生かけて、その「なりたい自分」に向かって進んでいくんだと思います。
憧れの職業から「なりたい自分」の姿を導き出す、そのことが大切なんだと思いました。

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