親野智可等先生の子どもを伸ばす家庭力

2019.04.01

家庭学習への関わり方

23年間教師をしていて、おうちの人からの相談ベスト3に入っていたのが、子どもの学習への関わり方です。いつ、どのような働き掛けをするのがいいのか、いつ頃まで関わるべきなのか……。
今月は、お子さんが家で楽しく家庭学習ができるように、おうちの人の関わり方についてお話ししたいと思います。

まず、ほめてあげましょう

家庭学習におけるおうちの人の関わり方として、最も大事なのは「勉強って楽しいな」という気持ちを味わわせつつ、家庭学習の習慣が身につくように導くことです。
勉強が終わったら、中身をしっかり見てあげて、丸をつけ、がんばったことをほめ、その後で、足りない点を指摘してあげましょう。
こういうことをしっかりやっているのといないのとでは、子どもの意欲は全く違ってきます。さらに丸つけで、丸がたくさんつくと、子どもは大きな達成感を味わうことができます。これがやる気につながります。一つ一つ花まるをつけてあげてもいいです。
また、丸つけで、自分が正解だと思い込んでいたものが間違っていたとわかったときはショックが大きくなります。ですから、次に間違えなくなるのですが、間違えたところは、「×」ではなく「?」か「・」がいいでしょう。子どもにとって「×」は嫌なものなのです。
もし、忙しくてすぐに丸つけができなければ、できるだけ早く、勉強したこと自体をほめてあげてください。まずはほめることが大切です。ほめ言葉を通じておうちの人の愛情が伝わり、お子さんの自信にもつながります。

子どもの様子を見ながらステップアップ

低学年の間はたくさんほめて、丸つけもおうちの人がしてあげてください。そして、だんだん自分でできるようにしていくことも大切です。半分つけてあげて、残りを自分でつけさせるなどの工夫で、 少しずつステップアップするといいでしょう。ですが、○年生だからというのではなく、お子さんの状態に合わせることが大切です。

丸つけでほめる

「見てほめる」ということが苦手なおうちの人も少なくありません。ですから、「丸つけでほめる」というつもりで、一つ一つに花まるをつけたり、 ☆(星)などのキラキラマークをつけてあげたり、簡単な似顔絵をかいたりして、明るく華やかで楽しい感じにしてあげましょう。大人もそうですが、印象やイメージに大きな影響を受けるものです。

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