親野智可等先生の子どもを伸ばす家庭力

2018.04.13

子どもの作品の整理法

学年末にもなると日々持って帰ってくる、さまざまな〝作品〞たち。

「子どもの思い出として全部取っておきたい!」と思うのが親心ですが、壊れやすかったり、かさばったり……収納に困っている方も多いのではないでしょうか。

子どもの作品のじょうずな整理法についてアドバイスします。

作品をほめて「やる気モード」に

学年末になると、学校から持ち帰った子どもの作品を目にする機会が増えると思います。子どもの絵や工作を見たときどうしていますか? 「どこに置こう!?」と、困った顔はしていませんか。

作品の整理法については、下に紹介しますので、そちらを参考にしてみてください。

子どもの作品を見たら、まず、してほしいのが、気持ちを込めてほめてあげることです。こういうときの対応はけっこう大事です。非常にあっさりした反応しかしてくれないおうちの方も多く、ちょっとさみしく感じている子どもは少なくありません。

その際、子どものこだわりポイントを見抜き、それをほめると子どもは大いに満足します。

「こだわりポイント」は、子どもに作品のことをおしゃべりさせると、簡単に知ることができます。

「どこが難しかった?」などと質問してあげると、子どもは「待ってました」とばかりに話し始めるので、ほめてほしい「こだわりポイント」がすぐにわかります。

作品をほめられると、子どもは全体的に調子が上向きになります。すると、いつもはできなくてしかられていることでも、ちょっとがんばれるようになります。春休み、「がんばりモード」で気分を高め、「やる気モード」で新学期を迎えられるといいですね。

じょうずに飾ってあげよう

みんなの目にとまる玄関、リビングなどに飾ってあげましょう。

そのとき、ほんの少し作品が引き立つようなデコレーションをしてあげたり、ひと言コメントを添えてあげたりするといいですね。 絵を額に入れて飾ると、かなり引き立ちます。高価な物でなくても十分です。

おじいちゃん・おばあちゃんにメールで送信

作品を写真に撮って、おじいちゃん・おばあちゃんに送ってあげるといいですね。

おじいちゃん・おばあちゃんもそれを楽しみにしていて、すぐにほめてくれるでしょう。写真に撮っておくと、かさばらないだけでなく、時間が経ってから見たときに作品の思い出がよみがえって思い出に浸る楽しみも味わえます。

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