辰巳渚さんの 親だから伝えたい 話しておきたい 子どもへのアドバイス
ゲームやスマホを欲しがるとき
子どもにゲームやスマホを与えるか、与えるとしたらいつにするかについては、多くの親の悩み事になっています。欲しがる理由が「友だちと遊べない」「クラスで持っていないのは私だけ」など、友だちづきあいと関わるので、親の信念だけで「だめ」と言うのは勇気がいりますね。仲間はずれになるくらいなら、ちょっとくらいリスクがあってもゲームやスマホを与えたほうがいいだろう、うちの子に限ってはメディア中毒やSNSを通じた被害の心配はないだろう、と与えたくなるのが親心です。
問題なのは、「子どもは使い方を知らない」ということ。使い方を知らなければリスクは倍増します。その意味で、「高校生になったら与える」と先延ばしにしても、リスクは同じです。「与えない」のではなく、親子で暮らしているうちに使い方を教えましょう。最初にしっかりと約束を交わし、その後はこまめに約束が守れているかを親子で確認するようにしてみてください。
三択シミュレーション こんなときどうする?
日常的なシーンをもとに、親の声かけについて考えてみましょう。
こんなときあなたならどう言いますか?
シーンを思いうかべて答えてください。
ゲームやスマホを欲しがる子に、何と言えばいい?
1 ○年生になったらね
2 何を心配しているか、わかるかな
3 使い方の約束を守れなかったら取り上げるよ
辰巳さんからのアドバイス
それぞれの選択肢に対する辰巳さんからのアドバイスを紹介します。
今まで自分では意識していなかった子どもへの接し方や、親として気をつけたいポイントが見えてきます。
「正解」を求めるのではなく、「気づき」の参考にしてください。
1 ○年生になったらね
2 何を心配しているか、わかるかな
3 使い方の約束を守れなかったら取り上げるよ
辰巳さんからの宿題:親も一緒に挑戦してみて
ノーゲームウィーク、ノースマホデーを作ってみましょう。何かの罰ではなく、挑戦としてやってみます。親も一緒にノーテレビウィーク、ノーSNSデーに挑戦するのもいいでしょう。やり遂げたら、お互いに感想を話す時間があるといいですね。
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