辰巳渚さんの 親だから伝えたい 話しておきたい 子どもへのアドバイス
一人で行動する範囲が広がってきたとき
子どもの成長とともに、親の目を離れて一人で行動する範囲が広がります。小学校に入りたてのときは一人での登下校が心配でしたが、さらに一人でコンビニまで行く、自転車で遠くの友だちの家まで行く、といったことも出てくるでしょう。ときには、電車やバスなどの交通機関を使う場合もあるかもしれません。
心配だからといつも親がついていれば安心ですが、それではいつまでたっても子どもが自分の力で行動できるようにはなりませんね。一人で行動するようになったら、気をつけること、起こりうる状況と対処法などを、ひとつひとつ教えていきましょう。ただ、一度にたくさんのことを教えても、覚えられません。一度にひとつくらいのペースでゆっくり伝えてください。何年かかけて覚えられればいいのです。また、学校などで避難訓練をするように、実際に訓練しなければいざというときにできないものです。親と一緒に行動しているときに、「こういうとき、どうする?」と練習してみるのもいいですね。
三択シミュレーション こんなときどうする?
日常的なシーンをもとに、親の声かけについて考えてみましょう。
こんなときあなたならどう言いますか?
シーンを思いうかべて答えてください。
子どもだけでお祭りに行きたいと言い出したとき、どう声をかける?
1 子どもだけだと危ないから、もっと大きくなってからね
2 お母さんが一緒に行こうか/送り迎えしようか?
3 心配だから、詳しいことを教えて
辰巳さんからのアドバイス
それぞれの選択肢に対する辰巳さんからのアドバイスを紹介します。
今まで自分では意識していなかった子どもへの接し方や、親として気をつけたいポイントが見えてきます。
「正解」を求めるのではなく、「気づき」の参考にしてください。
1 子どもだけだと危ないから、もっと大きくなってからね
2 お母さんが一緒に行こうか/送り迎えしようか?
3 心配だから、詳しいことを教えて
辰巳さんからの宿題:一人での行動について話してみて!
最新の記事一覧
2023.03.10
2023.03.10
2023.03.10
2023.01.13
2022.11.14