辰巳渚さんの 親だから伝えたい 話しておきたい 子どもへのアドバイス
寝坊する癖が直らないとき
朝、子どもにいくら声をかけても起きてこない。それどころか、不機嫌になってしまう。そんな朝がつづくと、せっかく新しい学年になったのにいいかげん嫌になってしまいますね。睡眠時間をしっかりとるために夜早めに寝かせたり、朝はカーテンを開けて部屋が明るくなるようにしたり、といった工夫をしても、大人ほど効果はないようにも感じます。なぜ寝坊する癖は直らないのでしょうか。睡眠の質に問題がないのであれば、起きるときの習慣に「寝坊」のカギがあるのではないでしょうか。ぎりぎりになっても必ずお母さんが起こしてくれる、と子どもが安心しきっていたら、自分からは起きてきませんね。7時に起きる約束なのに、毎朝、7時半まで布団にいるなら、「起きる時間は7時半でいい」と思っているかもしれません。一度、親子で今までの起き方・起こし方はどうだったかを話して、子どもに「自分で起きるにはどうすればいいか」を聞いてみましょう。
三択シミュレーション こんなときどうする?
日常的なシーンをもとに、親の声かけについて考えてみましょう。
こんなときあなたならどう言いますか?
シーンを思い浮かべて答えてください。
子どもが、発表会など大事な日に寝坊した場合、どう声をかける?
1 とにかく、着替えて準備をしたら?
2 自分で起きられるって言ったよね?
3 もう一度、次の発表会のときに挑戦してみようか?
辰巳さんからのアドバイス
それぞれの選択肢に対する辰巳さんからのアドバイスを紹介します。
今まで自分では意識していなかった子どもへの接し方や、親として気をつけたいポイントが見えてきます。
「正解」を求めるのではなく、「気づき」の参考にしてください。
1 とにかく、着替えて準備をしたら?
2 自分で起きられるって言ったよね?
3 もう一度、次の発表会のときに挑戦してみようか?
辰巳さんからの宿題:「起き方」について話してみて!
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