親野智可等先生の子育て診断テスト
片付けをしない我が子に堪忍袋の緒が切れそうなとき
我が子は整理整頓が苦手で、遊んだものをいつもそのままにしておきます。 |
【A】 公園に行き、子どもを連れ帰って片付けさせる
【B】 公園に行き、ブロックの使用禁止を言い渡す
【C】 気分転換に、買い物に行く
【D】 気分転換に、公園に行って一緒に遊ぶ
診断結果
【A】公園に行き、子どもを連れ帰って片付けさせる
これが冷静にできれば、親として大したものです。
でも、イライラして堪忍袋の緒が切れそうな状態では、なかなか難しいのではないでしょうか。
つい怒鳴ってしまったり、「なんでそんなにだらしがないの!」などと、言ってはいけないことを言ってしまったりする可能性が高いと思います。
冷静にできるという自信があるなら、これでいいでしょう。
でも、その自信がないなら、やめておいた方がいいでしょう。
【B】公園に行き、ブロックの使用禁止を言い渡す
私も経験がありますが、こういうことを言い渡すときというのは、かなり怒っているときです。 というより、こういうことを言い渡しているときは、その行為によって、さらに怒りの感情が強くなってくるものなのです。 子どもの大好きなブロックを禁止すると言い渡しているときに、よく気をつけていると、自分が巧妙なやり方で子どもに復讐していることに気がつくはずです。 |
【C】気分転換に、買い物に行く
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【D】 気分転換に、公園に行って一緒に遊ぶ
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解説
気分転換で冷静になることが何より大切
まず、怒りを静めて冷静になることが最も大切です。
そのためには、子どもと離れて気分転換になるようなことをすることです。
つまりCがいちばんです。
親子関係が崩れる最大の要因は、親の感情的な爆発によるものです。
怒りに任せた言葉が子どもを深く傷つけます。
怒りに任せた行いや暴力が、子どもの心に生涯拭い去れないほどのトラウマを残します。
イライラしているときや、怒りが自分を支配しそうなときは、とにかく自分でそのことに気がつくようにしてください。
そして、冷静になることが大切です。
気分転換を上手にしてください。
深呼吸するのもいいですね。
できたら、一度子どもと離れるといいと思います。
買い物でもいいし、散歩でもいいのです。
好きなビデオを見たり音楽を聞いたりするのでもいいのです。
なんでもいいですから、とにかく、親は自分の気分転換法やストレス解消法を工夫してください。
これが子育てをうまくやるために、絶対に必要です。
なぜなら、子育てでいちばんの課題は親の感情コントロールだからです。
今回の状況でも、いったん冷静になれば、それほど大した問題ではなかったと気がつくはずです。
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