篠原先生
ポピーは「生きる力」を伸ばします
※15月号のポピー診断※2「生きる力チェック」には、たくさんのご応募をいただきました。
今回は、その結果から得られたことをくわしくお話しいただきます。
※1.この記事は、「ほほえみお母さん&お父さん」2009年11月号に掲載されたものです。
※2.年少さんから小学校6年生対象
「生きる力」調査
筑波大学の橘直隆教授たちが作成し、文部科学省が生きる力を議論するときにしばしば用いられている指標をアレンジして、お子さんの「生きる力」を診断しました。
順序良く物事を進められる
暑さや寒さに負けない
だれとでも仲良くできる
物事を前向きに考えられる
きちんと人の話が聞ける
診断には、1万5千人強の方が参加してくれました。
ポピーは後伸びを支える
図1は学年別の「生きる力」です。
幼児期に伸び、小学校低学年でやや停滞しますが、高学年から再び伸び始めます。
実はこの現象はめずらしいことです。
たとえば、図2はある場所で調べた1,100人ほどのデータですが、生きる力は小学校高学年から中学校まで低下の一途をたどります。
残念ながら、これが普通のことです。
だからこそ、この小学校高学年からの生きる力の低下が、子どもたちの生き生きした姿の喪失につながっているのではないか、さまざまな問題行動にもかかわるのではないかと考えられ、生きる力を伸ばすことが教育目標にもなったのです。
そして今回のポピー診断の結果から、ポピーはお子さんの生きる力の低下を抑え、後伸びを支えることが示唆されたわけです。
ポピー歴は長い方がいい
ポピーの効果は、幼児期でもはっきり現れます。
図3は年長さん。
ポピー歴が長いほど生きる力が高くなっています。
年中さんでも有意な(統計学的に意味のある)差が認められましたし、年少さんでも、ももちゃんから始めた人の方が有意に高くなっていました。
図4は小学校高学年。高学年の人数が相対的に少なく、またポピー歴が長いほどその人数も減っていくので不安定な図になりますが、それでもポピー歴が長いほど、生きる力が高くなっています。
しかも、どうやら幼児ポピーから始めた人で高い傾向にあります。
幼児ポピーの監修者として、誇らしくうれしい結果です。
ポピーは子どもたちの生きる力を伸ばす。
特に小学校高学年以降の後伸びを幼児ポピーが支える。
高らかに宣言したいと思います。
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