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⼦供が⻑時間スマホを使うことででる影響とは?
全家研ポピー教育対話主事・稲⽥百合先⽣からのアドバイスをお届けします。
お⼦さまが⼩学⽣になれば何年⽣からスマホを持たせるべきか悩んでいるお⽗さんとお⺟さんも多いはずです。
先⽇、「早寝早起き朝ごはん」国⺠運動の10 周年記念フォーラムに参加した際、「基本的な⽣活習慣と脳の発達」の講演で、かなり驚きのデータがありました。
※仙台市教育委員会と東北⼤学の「学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト」調査・「勉強時間・スマホ利⽤時間と学⼒の関係」のデータより
スマホを持たせようか悩んでいる⽅は是⾮ご覧ください。
スマホを⻑時間使うと⻑時間勉強しても勉強したことが失われる!?
普通は、スマホを⻑い時間使っている⼦は、勉強する時間がなく、睡眠時間が⾜りないので、成績も良くないと考えますね。
ところが、2時間以上勉強していても、スマホを4時間以上使っている⼦は、勉強は30 分未満でもスマホの使⽤時間が1時間未満の⼦と⽐べて、平均点が10 点も低いという結果が出ているそうです。
なんと、時間も勉強した内容がなくなってしまっているというのです。「スマホを⻑時間利⽤することは、健全な脳発達を阻害する強い負の作⽤があるようだ。」とも話していました。スマホの使⽤時間が1時間未満なら、学⼒に影響がないそうですから、主体的に使い⽅を⽣活の中でコントロールできることが⼤事ということですね。
「10分寄り添い」でスマホの使い過ぎを防ぐ
そこで、⼦どもにスマホの使い過ぎを怒る前に、まず、親がスマホをいったん置いて、10 分だけ、親⼦の時間を作ってみませんか。
・⼿をつないで、⼀緒に買い物に⾏く。
・⼀緒に焼きそばを作る。
・部屋の⽚づけを⼀緒にやってみる。
・草むしりを⼀緒にする。
・新聞を⼀緒に読む。
…など、たかが10 分!されど10 分!です。
きっと、⼦どもの笑顔に、⼦どもの真剣なまなざしに出会えます。⽬で話が聞けます。
10 分の素晴らしい寄り添いタイムになります。
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