親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.05

子どもの行動範囲が広がったとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

子どもが友だちと遊びに行くときには、「誰とどこへ行くか、帰りは何時か」を親に伝えてから、がお約束ですね。生活のルールとして伝えている学校も多いものです。
では、子どもの行動範囲が広がってきて、○○ちゃんの家→××公園→△△くんの家、といったルートを取るようになってきたら、どう伝えるように教えたらいいでしょうか。いる場所が変わるたびに、いちいち「家に戻って報告しなさい」では、子どもは楽しく遊べないでしょう。移動するたびに行くかどうか迷うようなら、そのうち遊びに誘われなくなるかもしれませんね。親は、子どもの行動をすべて管理する必要はないのだと思います。
まずは、「何時に帰る」という約束がきちんと守れるようにすること。帰宅時間が守れているなら、「どこにいるか」は厳密でなくてもいいのです。いつも誰と遊んでいるのか、だいたいどこで遊んでいるのか、がわかっていればそれでいい。あとは子どもを信頼しましょう。     

最初にどこに行くの?

最初に集まる場所だけは、遊びに行くときに聞いておくといいですね。その家に電話すれば、「××公園に行くって、みんなで出て行きました。4時ごろだったかな」などと、行き先がわかります。                                                  

いつもどこで遊んでいるの? 何をして遊んでいるの?

子どもは、毎回まったく違った行動を取るわけではありません。だいたい決まった行動パターンがあって、それを組み合わせているものです。遊びに出るときにいきなり行き先を聞くのではなく、食事中など日常の会話で子どもの遊びの様子を聞いてみましょう。探りだすのではなく、「どんな楽しいことをしているのかな」と聞きたい気持ちで話をすれば、子どももいろいろ話してくれます。     

帰る時間が遅くなると、お母さんは心配するんだよ

子どもは帰りが遅くなると「お母さんに怒られる」と思っているようです。「怒る」のは、なぜか。どうしたら怒られなくて済むのか。子どもにちゃんと伝えましょう。「もし帰宅時間がどうしても遅くなってしまったら、友だちの家で電話を借りて連絡する」という約束だって、いいのです。     

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