親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.05

一人で電車で旅行したいと言ったとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

まだ小学生なのに、「夏休みになったら、おばあちゃんの家に一人で行ってみたい」と子どもが言い出したとしたら、すぐに「いいよ」とは言いにくいですね。とくに、電車を乗り継がなければならなかったり、新幹線や飛行機などいつもと違う交通機関を使ったりする遠方の場合、「まだ危ない」と思っても当然です。ただ、小学校に入学した時も、心配だったのではありませんか。いままではいっしょだったのに、一人で学校まで行けるのかしら。帰りに危険な目に遭わないかしら……。そんな親の心配を、子どもは軽々と拭い去ってくれたはずです。子どもは、いつか親の手を離れて自立していく日に向けて、着々と成長しているのですね。自分から言い出したのであれば、なおさら、励ましてあげましょう。小学校4年生くらいになれば、一人で電車に乗れる年齢です。そして、いきなり旅行させずに何度かいっしょに練習し、安全のための手を打っておきましょう。

もうそんなに大きくなったんだね!

子どもが自分から言い出したことを、まずは認めてあげましょう。せっかく成長しようとしているのに「まだ無理」「なんでそんなことを言うの」と否定してしまっては、自信がなくなってしまうかもしれません。「チャレンジしたいのね、驚いた!」など、励まし方はいろいろあります。                                                        

降りたらどうするんだっけ

飛行機の場合は乗務員が世話をしてくれるので安心ですが、新幹線の場合は、乗せるところまでは親が付き添い、降りたらホームで誰かが待っているようにしたほうがいいですね。乗り継ぎがある場合は、乗継駅の移動は大人といっしょのほうがいいでしょう。教えたあとは、子どもに自分で説明させてみてください。「わかった」と言っていても、説明できなかったらわかっていないのです。 

困ったときは誰にきけばいいかな

「駅員さんにきくのよ」と言っても、誰が駅員で、どこにいるかはわかりません。駅に連れて行って見せて教えましょう。売店の人にきくなど、駅員が見つからなかったときのことも教えてください。

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