親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.05

友だちの失敗ばかり気にするとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

子どもに、「今日、学校でなにがあった?」と尋ねると、「○○くんが、授業中に友だちと騒いでいて、先生に叱られたんだよ」「給食のとき、××ちゃんが牛乳をこぼして、みんなに笑われてた」などと、友だちが失敗した話ばかり。友だちよりも自分がいい子だとアピールしたいのかしら、と心配になることがありませんか。
年齢にもよりますが、低学年の場合、単純におもしろがって報告している場合も多いのです。そんなときは、失敗した友だちに対して、自分はどうしたらいいかを教えてあげるいいチャンスだと思ってみましょう。 もし、報告したあとでお母さんの反応をうかがっているようなら、もしかしたら、お母さんに認めてほしい気持ちの裏返しかもしれません。そうであれば、お母さんが子どもの日常にもう少し関心を持ってあげるといいかもしれませんね。そして、じょうずに子どもをほめたり、子どもの話をおもしろがったりできるといいですね。

誰でも失敗はするものだよね

失敗するのは、恥ずかしいことではない。人よりも劣っているわけでもない。そんな、人生のたいせつな考え方を伝えてください。大きくなっていったとき、勇敢にチャレンジする人ほど失敗する確率も高くなります。失敗にめげずに、失敗したときにどう挽回するかを考えられる人になってほしいですね。「誰でも食事のとき、こぼすことはあるよね。さっと立って、ぞうきんで拭けばいいだけだよね。拭き方、知ってる?」などと、対処を教えてあげてください。                                               

××ちゃんは、きっとかなしかっただろうね

まわりはおもしろがっていても、本人の気持ちはどうなんだろう。助けてあげることはできないかな。そんな気持ちが持てるように、まずは、親が相手の気持ちになって子どもに伝えてみてください。「悔しかっただろうね、かわいそうにね」「まわりの子は見ていただけなの? いっしょに牛乳を拭いてくれる子がいたら、××ちゃんはうれしかっただろうね」「今度同じことがあったとき、あなたがいっしょに拭いてあげられると、お母さん、うれしいな」など。     

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