親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.04

早とちりの癖があるとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

親が話しているとき、子どもがすぐ「わかった、わかった」などと気軽に返事をすると、「あやしいなあ」と心配になりますね。案の定、早とちりしていて、困ったことになってしまう場合も多いようです。待ち合わせの時間を間違えていたり、「お米を研いでおいてね」と頼んだことを忘れていたり……。もっと重要な約束を、他人と交わすようになると、ほんとうに困るのでは。そう思うと、どうにか早とちりの癖を直したいですね。癖になった原因は、2つ考えられます。ひとつは、子どもの性格。せっかちだったり、空想の世界にいて人の話に興味がなかったり……。そういうときは、人の話に気持ちを向けているかどうか、伝えた内容を子どもの口で復唱させるといいですね。もうひとつは、親の話がくどい場合。だんだん話を聞かない癖がついてしまったのは、親のせいかもしれません。伝え方をちょっと工夫するだけで、「今は注意して聞くときなんだ」とわかるかもしれませんね。

クイズです!

しつこく確認すると、子どもだってうんざりします。いったん伝えたあと、10分後や1時間後に、ちょっとふざけて、「さて、待ち合わせはどこで何時だったでしょう?」などと再確認してもいいでしょう。そんなとき、子どもが忘れていても叱らないで、「ブブー」などと軽やかに対応できるでしょうか。                     

大事なことは、1度しか言わないからね

お母さんが何度でも言うと思っているから、安心して聞かなくなるのかもしれません。こう宣言して、「お母さん、待ち合わせ、どこだっけ」と言っても、「忘れちゃったの。残念ね。じゃあ、お買い物に行けないね」など、ちょっと厳しくしてもいいのです。   

お母さん、何時にどこでって言ったかな?

「待ち合わせは4時にコンビニの前よ。わかった?」といった聞き方では、「わかった」で終わってしまいます。一度、復唱させてみましょう。「えーと、コンビニの前に、何時だっけ」と言うなら、もう一度、しっかり伝えて復唱できたら、安心ですね。

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