親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.04

猫背が気になるとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

子どもが歩いているとき、食事のとき、ゲームをしているとき、気がついたら背中が丸まって「猫背」になっている。見た目もよくないし、なんとなく健康にもよくない気がしますね。姿勢は筋肉が保つものです。スポーツをして筋肉がついたり、思春期近くなって体がしっかりしてきたりするなかで、背筋を伸ばした姿勢を保てるようにもなります。あせることなく「まっすぐに座ろうね」「背中が丸まっているよ」などと、きちんとした姿勢をとるように、教えていきましょう。そのためにも、まずは「ただしい姿勢」を体で覚えておくこと。「背筋を伸ばす」とはどういうことかを教えてあげてください。胸を張ろうとすると無理な姿勢になるだけです。胸や肩の筋肉を動かそうとせずに、腰の骨をまっすぐに立てるつもりにするとよいようです。同時に、いまのうちに、外遊びなどでバランスよく筋肉をつけるよう、声かけしたりいっしょに遊んだりしてあげましょう。  

背筋を伸ばしなさい

決まり文句ですが、この一言で充分伝わるようになるといいですね。そして、親は子どもの姿勢が目につくたびに、この決まり文句を言いつづければいいのです。                          

丹田 っていう場所があるんだって

子どもは知らない言葉が好きです。東洋医学では、へその下あたりを「丹田」と呼び、「気」が集中するところと考えます。実際に、お腹の筋肉を意識すると姿勢が変わります。ちょっとおもしろい名前を覚えて姿勢を意識できるようになればいい、くらいのつもりで教えてみてください。     

鏡を見てごらん

自分の姿勢は自分では見えません。全身が映る鏡で、親といっしょに、どんな姿勢になっているかを確認したり、「よい姿勢」とはどんな形なのかを見せたりしてみましょう。姿勢を直すときは、言葉だけでなく、子どもの体に手をそえて形を教えてあげるようにしてください。

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