親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.01

「疲れる」が口ぐせのとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

大人になると、子どもの頃は一日中走り回っても疲れなかった、身体が軽かったな、と違いを実感します。だからこそ、子どもが「疲れるから」と外で遊ぶのを嫌がったりすると、「うちの子は無気力なの?」と気になりますね。 子どもらしい、いきいきとした様子がなく、よく言えばおとなしい、悪く言えば覇気がない。もちろん、もともと持って生まれた性格もあるでしょう。ただ、性格だけではなさそうだと感じたら、やはり少し対応を考えてみたほうがいいかもしれません。 では、どう対処したらいいのでしょうか。いちばんに考えられるのは、身体を使うことです。親が公園で遊ばせたり、学校へ行ったりする程度では、足りないのです。子どもは、ほんとうに疲れ切ったら眠ってしまいます。なんとなくだるい、といった感じの「疲れ」は、じつは身体が「もっと全力で動きたい」と言っているサインなのではないでしょうか。     

疲れたって言うと、ほんとうに疲れちゃうよ

口に出したことは、なぜかほんとうにそうだという気になってしまうもの。「あの子、きらい」と言うと、きらいになってしまう。「○○ちゃんなんて、かわいくない」というと、そう見えてきてしまう。そんな人の気分の不思議を、教えてあげてください。                       

お母さんもやろう!

子どもを公園で遊ばせて、親が見ているだけでなく、親もいっしょに全身で活動する場を作ってみましょう。たとえば、買い物の行き帰り。「疲れる」と歩きたがらない子どもに、「じゃあ、家まで競走! よーい、どん」とお母さんが走り出す。子どもはきゃっきゃっと笑いながら乗ってくるでしょう。お手伝いも同じです。「お母さんが皿洗い、あなたが拭くのよ。さあ、どんどん行くわよ!」とはっぱをかける。気分がわくわくしてくると、身体も動き、疲れなんて吹き飛びます。     

今日から、『疲れる』って1回言ったら1回罰ゲームね!

もしかしたら口癖になっているのかもしれません。そうであれば、こんなゲームにしてしまうのもよいでしょう。もちろん、親も参加するのです。お父さんの口癖も、ついでに直せてしまうかもしれません。     
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