親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.12.01

「時間がない」というとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

子どもが、口癖のように「時間がない」と言うことはありませんか。ピアノやスイミングなどの習い事、それぞれの都合をやりくりして決まった曜日に友だちと遊ぶ時間。家にいたら本も読みたいしテレビも見たい。もちろん宿題もしなければ。改めて様子を見ると、いろいろやりたいことがあるのですね。現代の子どもは、大人顔負けの忙しさです。身近で見ていると、子どものうちからこんなに忙しくて、大丈夫なのかなとも心配になりますね。子どもはゆったりのびのびと遊びながらゆっくり育つものだと考えると、「習い事をやめさせたほうがいいのかもしれない」と迷う場合もあるでしょう。迷ったら、一度、子どもの様子を見てみましょう。疲れている様子があったり、顔色が悪かったりするようなら、たしかに忙しすぎるのかもしれません。生き生きとした表情をしていて、朝も元気に起きてくるようなら、楽しく毎日を過ごしているようだと安心してもいいですね。

習い事は楽しい?

いつのまにか習い事が増えてしまっていて、「多すぎるのかな」と感じたら、率直に子どもに聞いてみてはいかがでしょうか。「楽しいよ!」と元気に答えてくれたら安心です。「やめてもいいの?」と答えたら、しっかり受け止めてあげましょう。            

今、するからね

子どもは本来、時間など考えずに自分のしたいことを次々にしていくものです。もしかしたら、親が「時間がない!」とか「時間がないから、あとでね」と返事をするのが口癖になっていて、子どもが覚えてしまったのかもしれません。

今、やらなきゃいけないのは、何?

場合によっては、お手伝いや宿題から逃げるために「時間がない」と言うこともあるかもしれません。そういうときは、大人の目で見て「今すべきこと」にしっかり取り組むようにうながすことも大切です。

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