親野智可等先生の子どもを伸ばす家庭力

2017.12.01

楽しく学べる環境づくり

「なかなか宿題をやろうとしません」

「はじめたと思ったら、ほかのことをしています」など、

勉強に取りかかるのが遅い子や、続かない子、やらない子に対して、多くのおうちの人が悩んでいます。わたしも何回も相談を受けてきました。

どうすれば楽しく学習に取りかかれるか、お話ししたいと思います。

生活の中で楽しめる工夫を

勉強や宿題になかなか取りかからない子や、やり始めても長く続かない子は、そもそも勉強が好きではないということです。

そして、勉強が好きではないのは、いろいろなことへの知識が不足していることと知的な興味関心が育っていないことが原因です。この点が問題なのです。この点を変えていかないと、付け焼き刃的にいろいろなことをやってみても長続きはしないのです。それをしないでいて、「勉強、勉強」「宿題、宿題」と、いくら言ってみても大した効果はありません。

そこで、わたしは「楽勉」をお勧めしています。

毎日の生活や遊びのなかで楽しみながら知的に鍛えることです。

これは、一見遠回りのようですが、結局はいちばんの近道なのです。日々の生活を知的な刺激にあふれたものにしてあげてください。生活や遊びのなかで、楽しみながら遊びながら知的に鍛えてあげてください。そうすると、だんだん勉強が好きになっていきます。いろいろな例から、わたしはこれを断言します。しばらく続けているうちに、ある日突然、思いがけない形で、その効果を目にすることでしょう。そして、その効果の大きさに驚かされることでしょう。

リビングに温度計・湿度計

できたら、どの部屋にも温度計と湿度計をおいて、しょっちゅう見るようにするといいですね。「今日は温度が15度で、湿度が76%もあるんだ」などと自然現象を数値化して理解できるようになります。自然現象を数字でとらえて、興味・関心を持つことが、理科・科学の第一歩です。

お風呂でかさ(量)の勉強

「水のかさ」は、子どもたちにとって非常にわかりにくい勉強です。聞き慣れない言葉と、実際にいろいろなますや水を使ってかさを量る経験が少ないからです。そこで、毎日の生活の中でこの経験を豊富にさせてあげましょう。

たとえば、1dLのますは、2dL(200mL)のジュースのパックなどを半分に切れば簡単にできます。遊びの延長のような雰囲気で量ってみるといい勉強になります。

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