親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.11.28

ものごとの優先順位がわからないとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

子どもを見ていると、お風呂に入るときにはパジャマを持っていく、好きな本を読む前に宿題を済ませておく、といった段取りができていなくて、「先にやっておけばいいのに」とじれったいことがありますね。お風呂に入る前に「パジャマは持った?」と声をかけたのに、と聞いていない子どもにがっかりすることもあるかもしれません。そんなとき、ちょっと視点を変えてみましょう。大人の知恵からすれば、段取りよく、効率よく動くほうが楽だと考えます。でも、子どもは違うのかもしれません。お風呂に入るときには、すぐ入りたい! ちょっとくらい寒くても、お風呂上がりにパジャマを取りに部屋まで行くのは、全然、苦ではないのでしょう。もしかしたら、裸で部屋を駆け抜けるのが気持ちいいのかもしれません。ものごとの優先順位には正解はありません。本人が、気持ちよく失敗なくできれば、それが本人の正解でいいのだとおおらかに捉えてみてください。

先にしておくことがあったんじゃない?

優先順位や段取りは、経験のなかから理解していくことです。最初からできなくてもあたりまえなので、親は気づかせるような声かけをしてみてもいいですね。            

裸でリビングを走るのは、家族でも恥ずかしいよ

自分はよくても周りが迷惑する場合は、それはしてはいけないことです。宿題が終わらなくて食事を家族でとれないようなら、「食事の前には済ませなさい」などと、家族の約束事として伝えましょう。

やっぱり前に済ませておいたほうが、楽なんだね

 子どもが「今日は、先に宿題を済ませたらゆっくり本が読めたよ!」などとうれしそうに報告してくれる機会が、きっとあるはずです。そんなとき、親として伝えたいことをしっかり伝えれば子どももすんなり納得するものです。

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