親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2017.11.22

無茶をする子どもに言い聞かせたいとき

親の気持ちや考えが伝わる言い方

よその家の塀にのぼって虫を取ろうとしたり、水たまりや水路をジャンプしようとしてびしょぬれになったり……。子どもは元気がいいのがいちばんですが、ケガが心配だったり、誰かに迷惑をかけていないか気になったりしますね。親がたまたま見ていればまだしも、親の知らないうちに何か起きると、困ってしまいます。ただ、事前にいろいろ言い聞かせても、その場になると忘れてしまって、同じことの繰り返し。さて、どうしたらいいのか。答えは、2つです。ひとつは、「事前」ではなく「事後」に教えること。失敗する前に注意したくなるのが親心ですが、まずは見て見ぬふりをしていて、失敗したらその場でたしなめると、身にしみて伝わります。もうひとつは、よその子も同じように注意すること。親の目が行き届かない場面でも、誰か大人の目はあるものです。よその子も区別しないで注意していると、うちの子にも誰かが注意してくれるでしょう。それは、親に言われるよりも、有効なのです。

次はしないようにしようね

子どもも大人も、同じ失敗は繰り返したくないのは同じこと。そして、なぜその失敗をしたかも、失敗してみればわかる場合が多いもの。だから、「この塀は、○○さんの家の塀だから、迷惑でしょう」など、必要なら簡潔に説明し、あとは「次は気をつけなさい」でいいのです。ただ、その一言は真剣に伝えてください。     

やめなさい

よその子が危ないことやルール違反をしようとしていたら、自分の子のつもりで声をかけてあげましょう。ちょっと勇気がいるけれど、その一言は、その子にとっての貴重な財産となるはずです。あとで親から文句を言われたら……と不安かもしれませんが、その子を思ってすることなのです。

どうして××したかったの?

親の目にはいたずらに見えても、子どもは自分の力を試したいだけ、という場合も多いように思います。チャレンジ精神があるのはいいことですね。失敗をたしなめたあとは、その気持ちを聞いてあげると、子どもの気持ちもすっきりするでしょう。「だから無理って言ったでしょう」などの言葉は、逆効果です。     

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