子育て仲間(教えてにアドバイス)

2017.11.21

物の大切さや扱い方を教えるには?

息子6歳、娘3歳で、最近の悩みは、子どもたちに物を与える、与え方についてです。物があふれ、おもちゃもそう高くない今の時代、与えすぎないように、親としても考えさせられることが多いです。物の大切さや、丁寧に扱うことなどを、子どもにどう教えていけばいいのでしょうか?

                                       【奈良県 ショコラさん】

みなさんからのアドバイス

親が物役になって代弁

物を乱暴に扱ったときなど、私が「物役」になりきって言葉にし、丁寧に扱うように仕向けています。「○○くん、痛いなあ。やさしくしてくれないと」とか、片づけないときは「早くぼくのお家に帰りたいよ~」とか。やっぱり男の子は元気だから雑に扱うことが多いけれど、ちょっと立ち止まる時間がつくれて、教えていけている気がします。

【茨城県 肩こりママさん】

『トイストーリー』を見て変化が

買うまではすごくほしがったおもちゃも、手に入るとすぐにほったらかしだったうちの子。『トイストーリー』を見てから、なんとなくおもちゃにも心があることを感じているようです。少なくとも人形は毎日ベッドに寝かせるようになりました。あと私がよく使う「もったいない」にも興味を示すようになり、少しぐらい物が壊れたり、汚れたりしても、「もったいないよね」と新しい物をほしがらなくなりました。

【三重県 ななみママさん】

親が手間を惜しまない

親が物を大切にする手間を惜しまないようにしています。たとえば靴下。穴が開いたら捨ててしまいがちですが、つくろってはかせます。すると、「この靴下大好きだから、またつくろって」と持ってくるようになりました。つくろうのには時間も手間もかかります。でも、ここですぐに新しい靴下を買ってしまったら、「物を大切にする心」は育たないと思い、がんばっています。

【兵庫県 こざとさん】

親が働いて得たお金で物が買えると伝えるうち

6歳、5歳、3歳の子どもがいます。わが家は、クリスマスなどのイベントのとき、運動会などでがんばったときなどに、ごほうびとして物を与えるように決めています。お金はお父さん、お母さんが働いて得たものであること、そのお金で物が買えるということを話すようにしていたら、子どもたちも理解してくれるようになり、2~3年前に比べて、物を与えることが少なくなりました。

【宮城県 さくらさん】

一度物の整理をしたことで

4歳、1歳の息子がいます。誕生日やクリスマスで物が増えていきますよね。わが家では年末の大掃除のときに、壊れたもの、オマケのもの、工作したものは、子どもと話し処分しました。おさがりにできるものはあげて、壊れたものでも気に入っていたものは、おもちゃ図書館に修理できるか聞いてみます。日常では、チラシの裏をお絵かき用紙にしたり、チラシの食品写真を切って、オリジナルメニューを作ったり、工作材料として利用しています。一度物を整理したことで、買うときに、本当に必要か、収容場所があるかと考えるようになりました!

【北海道 はくままさん】

編集者からのひとこと

必ず修理を試みる、長く使える物を選ぶ、物の側から考えさせるなど、ここはまさに親の出番。ご紹介の工夫を参考にしながら、先を見据えて取り組んでいきましょう!
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