宇治原 史規さんスペシャルインタビュー②

2017.12.04

ロザン・宇治原 史規の「僕が大人になるまで」

家族と僕と勉強の関係、教えます

京都大学出身の宇治原さんは、クイズ番組でも優秀な頭脳を生かし、大活躍しています。

スペシャルインタビューの2回目は、宇治原さんがどのように「勉強」と関わっていったのか、

小学校時代のことを中心にお話しいただきました。

僕の考えを引き出す母の語りかけが、毎日の復習になっていました

母は、たとえば「宿題ちゃんとやったの!?」というふうに、勉強に関して僕を問い詰めることはありませんでした。それよりも「今日は学校でどんなことをしたの、教えて」、「宿題はどんなものが出たか知りたいな」と、僕の話を引き出すような語りかけをしてくれました。

母に「教えて」と言われると、張り切って答えたくなるのが子ども心というもの。僕は「よし、先生に教わったことを、今度は自分が教えてあげよう」という気持ちになって、「今日は1時間目の国語でこれを習って、2時間目の算数でこれをやって……」と、学校での出来事を話していました。そのときの僕は、さぞ得意気な顔をしていたことでしょう(笑)。

そんな僕の説明を、母はいつも「へえ、すごいね」と喜んで聞いてくれました。それがうれしくて、もっともっとと説明していたのを思い出します。

テストの答案をもらってきたときも同じです。母は間違いを責めることはせず、「これはどこを間違えたの」「どこが違うと思う?」と、僕の考えを尋ねてきました。「ここはこういう部分を間違えたんだ」と説明すると「ああ、なるほど、そうなのね」と、僕が原因を理解できていることを確かめて納得し、それ以上は何も言いませんでした。

「人に説明できたことは本当に理解できている」と言いますが、こうやって母に説明していたことが、自然に復習になっていたのかなと思います。

特別なことは何もないけれど、クラスの中でたった一人、先生の目を見て話を聞いていた

大学受験のときを除けば、僕は塾に通ったことはありません。小・中学校時代は、毎日普通に授業を受け、出された宿題をやっていただけです。通っていたのは地元の普通の公立校で、宿題もごく平均的なもの。特別なことは何もしていない、と言っていいと思います。

それでも、何か他の人と違うことがあるとしたら、両親から「話を聞くときは、相手の目を見て聞きなさい」と教わり、それをしっかりと守っていたことでしょうか。

それにまつわる思い出として、小学校3、4年のころ、担任の先生から「授業中に目が合うのは、宇治原一人だけだ」と言われたことがあります。「えっ! みんな、授業中どこを見てるんだ!?」と、すごくびっくりしました。

だって、学校の授業って、これから出るテストの中身を教えてくれる時間ですよね。話を聞いていれば「先生は今、答えを言っているな」とわかるのに、よそを向くなんて、なんてもったいない! それが小・中学校の9年間積み重なれば、とてつもない差になります。

「先生の話なんて退屈だ」という意見もあるでしょうが、それは、途中を聞き逃しているから。いくら面白いテレビドラマだって、途中を飛ばして見たら、ストーリーが理解できずに面白くないでしょう? 授業も、それと同じなんです。

僕は人に話をする仕事をしていますが、人の話を聞くことは、どんな仕事でも絶対に欠かせない要素だと感じています。

勉強もスポーツも同じ、基本とフォームが大切

スポーツの話になりますが、どんなに一流の選手でも、基本の練習をおろそかにして活躍できる人はいません。たとえば野球なら、基本となる素振りやキャッチボールを何百、何千回と練習して、十分に技術を身につけてから、初めて試合に出場できます。イチロー選手のような一流のアスリートでも、これらの基本練習は必ずやります。しかもイチロー選手は、チームの誰よりもたくさん練習すると言われています。

勉強も同じように、基本の練習なしでいきなりテストを受けたって、よい成績を取れるわけがありません。スポーツで考えれば「なるほど」と納得できるのに、勉強になると、なぜか特別な方法があるように勘違いしてしまいますが……。

もうひとつ、スポーツと同様、勉強も「フォーム」が大事だと僕は思っています。

小学校に入学したとき、「机と椅子の背もたれからこぶし1個分開けてまっすぐ座り、ノートは目から30㎝離して読む」という、机に座ったときの正しい姿勢を教わったと思います。

僕は毎回宿題をする前に、30㎝のものさしで、自分の目とノートの間を測り、正しい姿勢ができているかを確かめていました。細かいことですが、体が斜めに傾くなど、いいかげんな格好はすぐに疲れるし、集中力が続かないのです。

勉強もスポーツも同じで、正しいフォームを身につけることは、自分のベストな結果を出すために、とても大切なことだと思います。

ロザン・宇治原 史規さんへのスペシャルインタビュー③では宇治原さんが育った「家族」のお話をご紹介します!

スペシャルインタビュー③はこちら。

スペシャルインタビュー①はこちら。

宇治原 史規(うじはら ふみのり)さんのプロフィール

お笑いタレント。1976年大阪府出身。公立の小学校・中学校から大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎を経て現役で京都大学法学部に合格。大学在学中の1996年8月、高校の同級生である菅広文とロザンを結成。『平成教育委員会』(フジテレビ)『クイズプレゼンバラエティーQさま!! 』(テレビ朝日)などの出演をきっかけにインテリ芸人としてブレイクする。コンビ結成以来、活動の中心は舞台。現在、ルミネtheよしもとにて「ロザンのトーク」(隔月)、祇園花月にて「ロザンの日本向上委員会」(隔月)を行っている。情報・バラエティ番組やラジオ番組、単独ライブ、講演でも幅広く活躍中。
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