親野智可等先生の子どもを伸ばす家庭力

2017.12.25

子どもがしっかり勉強できるようになるには

わたしは、さまざまなところで小学生の勉強について質問を受けます。「子どもの学力をつけるためには、どうしたらいいのでしょうか?」 「どうしたら勉強ができるようになりますか?」などです。今回はこれらの質問についてお話ししたいと思います。
 

授業に集中して学力アップ

授業への集中力を上げれば子どもの学力は上がります。そして、子どもを授業に集中させるには、二つのことが大切です。一つは、1時間目の授業の時点で脳が目覚めているようにしてあげることです。もう一つは、心配ごとに気をとられずに勉強できるようにしてあげることです。
小学校の授業の大半は午前中に行われます。ですから、1時間目から脳が目覚めている状態になるように、生活リズムを整えてあげることが必要です。脳は起きてから2時間経たないと全開にならないという説がありますから、早起きすること、そして、夜更かししないことが大切です。低学年だったら9時までに、中学年は9時半までに、高学年は10時までに寝るのが理想です。
それから、忘れ物があると、子どもは授業の初めから意気消沈して意欲が低下してしまいます。ですから、忘れ物をなくすことが大切です。でも、忘れ物は、子どもだけでは直せません。
忘れ物をなくすには自己管理能力が必要ですが、自己管理能力が成長するまでは、親の適切なサポートが不可欠です。ただ口で叱っているだけでは改善しません。ですから、合理的な工夫をして、心配ごとがない状態で授業が受けられるようにしてあげましょう。
 

忘れ物がなくなれば授業に集中できる

たとえば、学校に持って行く物がひと目でわかるように、写真を活用するのも効果的です。教科ごとに必要な物を並べて写真に撮り、貼っておくのです。この他にもいろいろな工夫をしながらも、最終チェックは親がしてあげるといいでしょう。


 

1時間目の授業に合わせて脳を目覚めさせる

学校の始業は大体8時30分頃ですが、人間の脳が全開になるのは、起床後2時間経ってからといいます。ということは、1時間目の授業から、能力全開にするためには、6時30分には起きなければなりません。すると、前日の夜は何時に寝ればよいのか、考える必要があります。毎日同じ時刻に気持ちよく目覚めるために、1日のスケジュールを決めてそれを守れるようにしましょう。
 

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