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2020.02.01

子供の自立を助ける3つの「あ」

3つの「あ」を意識して基本的な生活習慣を見直す

新学年になった時や転校をした時など新しい環境になった時は、お子さまも新しい友だちができて、おうちでも「きょうこんなことがあったよ」「〇〇くんと遊んだよ」と楽しい話題が出ていることでしょう。

新しい環境になった時は、改めてお子さまの基本的な生活習慣を見直すよい機会です。

全家研講師の荒川進先生が、低学年の自立を助けるものとして『3つの「あ」』について書かれているので、紹介します。

1つ目の「あ」:あんぜん

子どもに安全を意識してもらうことは大切であり非常に難しいです。

特に、以下5点を子どもに伝えましょう。


  • ・交差点の歩道は「手を挙げて、右→左→右を見て」渡ります。車は速いので、特に最後の「右」の確認が大切です。
  • ・道路の右のガードレール・白線の内側を歩きます。
  • ・車の中の人から道を尋ねられたら、ドアから離れて教えるか、いっそのこと「知らない」といいます。
  • ・マンション等のエレベーターには知らない人と2人で乗らないこと。
  • ・自転車は乗っていい場所を指定する。特に低学年は、ハンドル操作、ブレーキの握力、交通法規の理解が十分ではないので注意が必要です。

2つ目の「あ」:あいさつ

米国では6歳までに身につけるべきものに「Please」「Thank you」「Excuse me」「Smile」があるといわれているそうです。

まさに社会に出るときのパスポートですね。


  • ・朝の挨拶、昼間の挨拶、夕方以降の挨拶をきちんと確認しましょう。そしてほほえんだ会釈ができるといいですね。
  • ・譲るとき、感謝の気持ちを表すとき、謝るときなど、その場に応じた挨拶ができるようにしましょう。
  • ・毎日の食事の挨拶「いただきます」「ごちそうさま」は、家庭教育の出発点です。

3つ目の「あ」:あとしまつ

  • ・勉強道具や教科書などは元あった場所に戻しましょう。けじめがつき、気持ちも整います。
  • ・多くの人が使う図書や道具などもしっかり後始末をしましょう。
  • ・他人に対する思いやりや規則の尊重など、バランスのとれた社会性が身につきます。

公園の遊具などを使ったあとは、整った状態にしてニッコリ(Smile)と次の人に渡しましょう。

次の人もそして自分自身も穏やかな気持ちになります。 ぜひお子さまと一緒にチェックしてみてください

親子で根気強く3つの「あ」を意識させてあげましょう

いかがでしたでしょうか?

  1. あんぜん
  2. あいさつ
  3. あとかたづけ

3つの「あ」ができると子どもが自立でき、生活習慣も見直すことができます。

お子さまも最初はできないと思うので、何度も丁寧に3つの「あ」を伝えてあげましょう。

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